このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 

海外自転車旅行

オランダ編

 

○サイクリングマップを購入

6年前から毎年夫婦海外自転車旅行をしています。何故自転車旅行か?それも海外なのか?については、追って述べていきますが、まずは最近のオランダ旅行から始めます。

最初にサイクリングマップの購入。ネット経由で写真のような部厚いサイクリング地図帳を買い求めました。念のためこれは自動車用のロードマップではなく、自転車用のサイクリングマップです。

何しろ、自動車用道路より自転車道路の方が長いという自転車王国オランダだからこそ出来るのでしょう。

       

マップを取り寄せネットで調査                 マップの中身(車とは別の道)

○サイクリングパック

ヨーロッパなどにはbicycle tours(私が勝手にサイクリングパックと名付けています)なるものがあります。その中に、ガイド付きと、ガイドなしの二つがあります。

「ガイド付き」は、自転車を使ったパック旅行といえます。少人数ですが団体行動で、日程も決まっています。

それに対して「ガイドなし」はレンタルサイクルとホテルを組み合わせたパック商品で、一週間という期間とルートだけ決まっていて、出発日も自由です。

出発日をこちらが決め、指定されたホテルに行くとそこでレンタルサイクルを渡されます。翌日から、ルートに従って次のホテルまで走ります。ホテルのフロントに預けた荷物は次のホテルまで運んでくれるシステムですから軽装で楽しめます。

「ガイド付き」に比べ個人自由旅行の良さは満喫出来ますが、途中疲れたから、伴走車に乗ると言う勝手なことはことは出来ず、地図を頼りにともかく、次のホテルまでは自力で行かなくてはなりません

  

          オランダサイクリング旅行同じパックの人たち 皆軽装です.

今回のオランダサイクリングパックは各自自由行動なのですが、総勢75名の大きなグループなので、途中で出合ったりします。

完全な個人向けパックと違い、安心感がありました

BoatBike

今回オランダで見つけたサイクリングパックはひと味違うものでした。

運河を走る船がホテルになっています。自転車で次の停泊地まで走ると船がそこで待ってくれているというシステムです。

http://www.boatbiketours.com/

見つけたのはインターネット経由です。6年前初めて海外自転車旅行をした時には、折りたたみ自転車を航空便で運びました。大変でした。

その後、サイクリングパックなるのをネットでたまたま見つけました。

ヨーロッパでは古くから普及しているシステムのようですが、ガイドブック、日本の自転車雑誌などには全く記載無くネットだけが情報源でした。

そのネットの内容も、ここ数年で、急激に濃くなり、Bicycling World.com( http://bicyclingworld.com/ )のページには世界各国のサイクリングパックが紹介されています。

ちなみに日本では能登半島のコースが紹介されています。

            

朝出発前の情景

 

○船内風景

船室はシャワー、トイレ付きベット二つです。機能的には十分ですが終わった後アムステルダムの小さなホテルの部屋がとんでもなく大きく感じられましたから、寝るだけと言ったスペースです。

朝食はコンチネンタルスタイルのバイキング、昼食は朝食の中から適当にサンドイッチを作り持参。夕食はレストランで全員一緒。

   

船内の食事風景

オランダの食事は不味いとの定評があるところだが、ここの食事は美味しかった。たまたまシェフがレストランに入ってきた時拍手が起こったのだから皆が認めるところなのでしょう。

総勢75人のなかでEnglishSpeaking People6名、2名がイタリアの若いカップル、2名が英国の定年者、現役時代は教師だったとのこと。圧倒的に多かったのがドイツ人。ドイツ人は皆車で、それもせいぜい数時間でこれるということでした。

年齢層は圧倒的にシニアが多い。一週間の日程ですから定年族になるのでしょう。

初日の帰りは大雨に遭いました。オランダでもこんな土砂降り雨がのかと思うほどでした。

甲板上はビアガーデン。但し直射日光を避けるのは我々二人とイタリア人だけ、陽光に対する姿勢が全く違いようです。

   

 甲板の風景                          船内の物干し?

○オランダ風景あれこれ

運河沿いを走ることが多く、跳ね橋をよく見かけました。中には細い小道もありました

    

良く見かけるハネ橋                       運河沿いに走る道

オランダと言えば風車、中でもキンデルダイク地域風車が有名です

 
















オランダ名物風車のある風景

          

畑より牧場地帯が多く、小さな小川が柵の役割をしていました。のんびりとした風景が続きます。遠景に山がないのが日本と違うところですが、意識しなければ気付きません。

目的がよく判らない前衛建築物もありました。運河沿いには、木が植えられていました。オランに限らずヨーロッパでは川沿いにはポプラ()並木が続いています。

   

何か分からぬ建築物                        運河沿いの並木道

日本の河川敷とは少し違う風景です。数年前ヨーロッパで大洪水がありましたが、今でも水位と家の差はせいぜい1-2mの差です。

日本との違いは何なのか、いずれ調べてみたいと思っています。

○自転車で見た町など

以下はバスの代わりに自転車で行く観光旅行です。

    

途中立ち寄ったデルフト市の新教会と市庁舎

 

チーズで有名なゴーダ市の聖ヤンス教会

    

ハーレム市のフランス・ハルス美術館と古い街並み       

 

ヘット・ロー宮殿

 

花のオークション。ここで競られた花がその日のうちに全世界に届くという

行くはずだった娘がいけなくなり、オペラチケットが一枚余った。

オペラ海上の玄関前でダフ屋まがいのことをしていると、通りかかった人から「中だ」と建家の方を指さされました。

ダフ屋のおじさん?

何と、切符売り場の前に多くのキャンセル待ちの人たちが椅子に座って待っているです。オペラのチケットは無事に売れたのですが、鉄道の予約切符はキャンセル出来ません。

日本オランダの風習の違い。これは経験してみなければ判らないことのようです。このあたりのことも海外旅行の一つの楽しみです。

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