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大学の発祥 

古地図で訪ねる大学の始め

大学の発祥地を古地図と発祥碑で訪ねてみます。

法政大学



法政大学発祥の地 碑
碑文から
  法政大学の前身である東京法学社は,一八八〇(明治十三)年四月,旧駿河台北甲賀町十九番地池田坂上(現在,千代田区神田駿河台一丁目八番十三)に設立されました。
 翌年五月,東京法学社の講法局が独立して東京法学校となり,その開校とともに日本近代法の礎を築いたフランス人法学者ボアソナード博士による講義が始まりました。
 その後,和仏法律学校を経て,一九〇三年八月,法政大学と改称されました。
          二〇一一(平成二十三)年五月  建立

 
5千分一東京図 明治始めの地図 神田区駿河台


法政大学発祥の地

法政大学発祥の地
 東京法学校は、1880(明治13)年神田駿河台北甲賀町19番地の東京法学社内に誕生。右上図では神学校になっている。
1881(明治14)年 東京法学社から講法局が分離独立して錦町二丁目三番地の旧旗本屋敷に移る。右図の赤丸下
1884(明治17)年小川町の旧勧工場を買い取る。右図では東京物理学校になっている。1889年(明治22年)小川町校舎は東京物理学校に売却されている。


1889年(明治22)東京法学校と東京仏学校と合併して、和仏法律学校と改称現在この地には1923年(大正12年)に設立された大東文化学院(現大東文化大学)の発祥の地碑が立てられている。

九段上校舎 1890年(明治23年)4月、255坪の木造校舎の建築が着工、6月に竣工。麹町区富士見町6丁目16番地


東京千代田区   法政大学

東京千代田区   法政大学
1903(明治36)年 専門学校令により財団法人和仏法律学校法政大学と名称を改め、予科、大学部、専門部、高等研究科を設置
1920(大正9)年 大学令により初めて私立大学の設置が許可され、財団法人法政大学となる。法学部、経済学部を設置。
1921(大正10)年 麹町区富士見町4丁目(現在の市ケ谷キャンパス) に校舎を新築し移転。。

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