このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

時の鐘 

時の鐘

日本橋 石町 


日本橋(十思公園内)

時の鐘通り
石町の時鐘は江戸時代最初の時の鐘で二代将軍秀忠の時、江戸城内西の丸から日本橋石町に移設されている。鐘は宝永8年に鋳造されたものである。維新後時鐘は廃止されたが昭和5年十思公園内に現代的鐘楼として再建されている。現在鐘は都重宝に指定されている。公園前の道は時の鐘通りとなっており石町の鐘楼があった道につながっている。
所在地
中央区日本橋小伝馬町

浅草  上野


浅草 時の鐘

上野 時の鐘 
時の鐘は江戸時代、時を知らせるものであった。当時江戸市中には日本橋石町、浅草、上野、本所、横川町、市ヶ谷八幡、目黒不動、赤坂田町、四谷天竜寺など9カ所の時鐘があった。
中でも浅草、上野の鐘は芭蕉の句 「花の雲 鐘は上野か 浅草か」で有名である。
所在地
浅草時の鐘  台東区浅草2丁目3番地
上野時の鐘  台東区上野公園4番

岩槻

岩槻城下の時の鐘は寛文11年(1671)に設置され、現在の鐘は享保5年(1720)の改鋳である。鐘楼は嘉永6年(1853)の再建。昔はこの鐘の音は九里四方に鳴り響き江戸まで聞こえるほどであったという。
所在地
埼玉県岩槻市本町6丁目
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