ところが、この鰐をキャラクターとして捉えてみると、これが結構可愛いのです。 もちろん、生もののリアルな姿であれば『可愛い』という言葉が適切かどうか、という話もありますが、ほとんどの場合は、鰐の特徴をデフォルメしたキャラクターにされています。
一番特徴的なところを強調したもので例えるならば、あの鋭い歯をもって『歯医者さん』のマスコットとした物がまず思い出されますね。全国津々浦々、鰐をマスコットに掲げた歯医者さんは沢山あります。それも全国区のキャラクターからその歯医者さんオリジナルの鰐まで。実に多彩であり、見ていて飽きが来ません。また、企業のマスコットとして思い出されるのは、服飾ブランドとして有名な『LACOSTE』と『Clrocodile』でしょう。前者はかつて鰐のようにしぶといゴルフで知られた創業者、故・ラコステ氏の、当時のニックネームにあやかって鰐のマークをブランドにしたとか。後者の由来については詳しく知らないのですが、店には四色のクロコダイル君が必ず並んでいます。
いずれにせよ、鰐をマスコットとして掲げる二大ブランドには違い有りません。
また、『鰐』のぬいぐるみと云うのも少ない様で意外と多いのです。確かに、犬や猫、熊や蛙などに比べたら少ない事には違いないのですが、あるところはあるもので、リアルなものから可愛いものまで、実にバラエティーに富んでいます。
なお、『鰐』をマスコットとしている他の例については 『鰐をあるく』 の項を、我が家のわにぬいについては 『我が家の家族』 の項を参照下さい。