■大阪・名古屋線系統
形式 | モ1470形(Mc偶数) | モ1470形(M奇数) | 番号 | 1472〜1480 | 1471〜1479 | 両数 | 5 | 5 | 主電動機 | MB-3028-A2 | MB-3028-A2 | 出力 | 75kw/h×4 | 75kw/h×4 | 駆動方式 | WN平行カルダン | WN平行カルダン | 車体寸法
(mm) | 長さ | 20,720 | 20,720 | 幅 | 2,736 | 2,736 | 高さ | 4,146 | 3,990 | 自重(t) | 32.4 | 33.0 | 定員(人)
[うち座席] | 170
[48] | 150
[51] |
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昭和34年、先に大阪線に登場した1460系とモーター・制御器等の電気系統は同一のまま、車体を4扉化したのが1470系。登場時はMc+Mcで奇数車にも運転台があったが、昭和49〜50年にかけて撤去され、運転台跡には小窓が設置、この部分にまでロングシートが設置された。
晩年は河内国分以西のローカル運用に就き、専ら他系列と併結して運用され、単独で運用に就くことはなかった。
1474号は東大阪市内の私立幼稚園に静態保存されている。
マルーン時代(1) |
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私が本格的にカメラを持ったのは高校1年生、1985年の春。高校に鉄道研究部があるという理由で親にねだって買ってもらったのがキヤノンのT-80。当時、キヤノンはミノルタのα-7000とともに全自動一眼レフの第1号として世に送り出したのがこのマシン。私などカメラなどほとんど手にしたことのないずぶの素人には露出など考えられず、「シャッター優先」で撮ることしか知らなかった。
そんな時に出会ったのがこの1470系。奈良から上本町まで通学していたものだから、こんな古い車両など見たことがなかった。しかもこの車両、河内国分以東には運用されない、専ら各停専用車両だった。
1470系には1度か2度しか乗ったことがなかったと思う。これも今となっては悔やまれるが、当時前年の1984年に近鉄初の本格的VVVF車1250系(現在1420系/休車中)に目を奪われ、土曜日など半日の日には昼を学校近くで済まして1250系が来るのを待って、国分乗り換えで大和八木まで1時間かけて帰ったものだ。
1470系は伊勢方に連結され、2430系や2800系の3連車を従えて6連で上本町−高安・河内国分間のローカル運用に就いた。屋根上のカマボコ型ペンチレータ(換気口)が懐かしい。撮影した恩智−法善寺間は近郊農業でサルビアなどの花を生産しており沿線は華やかな彩りであったが近年は野菜が主流である。今も大阪線の車両の撮影にはよく行くが、住宅開発も進んでおらず、20年経ってものどかな風景が広がっている。
上の写真は1986年5月頃(恩智−法善寺間)、下の写真は1985年の秋頃(安堂−河内国分間)の撮影だったと思う。
マルーン時代(2) |
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ツートン時代 |
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所有しておりません…。
(ツートン化については不明)
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