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昭和17年(1942年)4月1日に運賃改正が行われ、神戸線と宝塚線の運賃が統一されました。
神宝統一期の普通片道乗車券と同様に切符のサイズが横に大きくなり、1区から5区券は19駅に増えた区間境界駅を押し込めるように表記しています。
画像上は神宝統一期の普通往復乗車券各種です。
昭和18年、社名が阪神急行電鉄から京阪神急行電鉄に改称されましたが、改称後も多数が流用されました。
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昭和11年(1936年)4月1日、神戸市内延長線(西灘〜神戸(三宮)間)が開通しました。
この神戸市内延長線の開通で神戸(三宮)駅発着の乗車券は神戸線の運賃制度を適用せずに特定運賃を採用することとなり、普通往復乗車券も特区表記のものが発行されるようになりました。
画像上は区間数を表す赤い条線が縦になった神戸特区後期の特3区と特4区の普通往復乗車券です。
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阪神急行電鉄では大正9年(1920年)の神戸線開通後、神戸線と宝塚線で別々の運賃制度を採用したため、両線を乗り継ぐ乗客のために神宝連絡券が各駅で発行され、往復乗車券も設定されていました。
画像上は西宝線開通前の、十三乗り換え5区、6区の神宝連絡往復乗車券です。
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昭和5年4月1日より小児半額乗車券賃金制が制定施行され、普通往復乗車券にも小児専用券が設定されました。
宝塚線用の小児専用往復乗車券は小児専用の片道乗車券と同様に小兒の文字が白抜きされた地紋が使われ、区間数は地紋とともに斜め条線で印刷されていました。神戸線用は斜めに条線を加刷していたようです。
画像上は神戸線と宝塚線の運賃が統一される前の1区と2区の小児専用往復乗車券です。
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