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      9-8-02、NHK全国学校音楽コンクール、2008(平成20)年の感想2      (制作…09.1.3)


 ここでは、2008(平成20)年、第75回NHK全国学校音楽コンクールの感想を公開します。
ここでは東海3県のコンクールで歌われた自由曲の演奏の感想を書きました。

◎…金賞、 ○…銀賞、 ▲…銅賞  ↓をクリックすると、該当コンクールへジャンプします
小学校の部   愛知   岐阜   東海・北陸
中学校の部   三重

1、小学校の部 課題曲…この☆のゆくえ

 1−1、 愛知県コンクール   (2008.8.21 稲沢市民会館にて観戦)
▲1、稲沢市立稲沢東小学校  自由曲…「そのときぼくがそばにいる」  35人
  男子6人。表現は悪くないが、強弱はそれほどつけていない感じ。アルトだと思うが少し足りなかったように思う。
 この曲の感じはもっと厚みがいる。 ただ、昨年よりは力をつけているのは確かだった。

 明らかに昨年とは違う。ただ、もっと上積みは見込めるとは思う。尾張地区の出場校が少ない今なら本選は確実に行けるが。

▲2、田原市立田原中部小学校  自由曲…「シーラカンスをとりにいこう」   27人
  男子5人。ゆったりした演奏は、第72回の名古屋市立村雲小学校と同じ。全国に進んだ実績があるだけに
 ハーモニーとしてはなかなかだった。 課題曲では物足りなさが残ったが自由曲はよかったと思う。

 自由曲の演奏レベルはさすがで、東海北陸でも十分通用に思う。あとは課題曲だけ。

○3、岡崎市立三島小学校  自由曲…虹がなければ から「ねがい」   31人
  女子のみ。声はこもり気味で、どっちかというと中学生女子の集まりか!?という声。パート別のまとまりはいいのだが、
 合わせるとちょっと統一感がなかったのは残念。 ゆったりとした演奏はよかったように思えたのだが。

 課題曲は悪くなかったが、自由曲の難易度に助けられた印象。来年は面白いかもしれないが、激戦の三河予選を突破できるか…。

◎4、名古屋市立大森小学校  自由曲…「お日さま」   35人
  ここも女子のみ。直前の三島小学校に比べるとまだ明るみがある。声も十分聞こえた。
 ちょっと合わせたまとまりとしては足りないか…。課題曲を工夫したのは大きい。

 今回の中では全体的に一番よかった。力は十分あるので来年も名古屋市予選では無視できない。


 1−2、 岐阜県コンクール   (テレビ放送にて観戦)
◎1、大垣市立北小学校  自由曲…虹がなければ から「ねがい」   35人
  明るい声は小学生らしさがあっていい(明るすぎるきらいはあるが)。少し丁寧に歌いすぎているかも。
 強弱はうまくついていないように思える。

 昨年同様の声。もっと鍛えれば東海北陸で銅賞は狙えるのだが…。

○2、岐阜大学教育大学附属小学校  自由曲…「風のあとから」   35人
  昨年はハイペースすぎたが今年はちょうどいいペースで歌っている。主旋律は上々だが副旋律が今一歩弱く。
 強弱はつけていてメリハリはあった。

 昨年よりは完成度が高い。この調子なら来年こそ。

▲3、岐阜市立加納小学校  自由曲…虹がなければ から「ねがい」   30人
  昨年の金賞校。元気よさがいいのだが、まとまり、バランスは昨年と大きく変わらずバラバラに思える。
 テンポもちょっと早い。決して無理な早さではないが…。最後は結構遅かった。

 どうしても声が軽く聴こえてしまうのは微妙。岐阜県上位を争える力はあるのだが…。

▲4、大垣市立宇留生小学校  自由曲…にんげんとせかいのふしぎ から「せかいのふしぎ」   35人
  ゆったりした演奏。やさしい感じはしていいと思える。強弱やメリハリは感じなかった。
 歌詞はハッキリと聴き取れていいとは思える。

 昨年並みの演奏はできていると思う。自由曲は東海北陸でもやれるとは思うのだが。

○5、垂井町立府中小学校  自由曲…「くしゃみザウルス」   35人
  なかなかメリハリがきいてていい感じがした。昨年もいい演奏をしていたが今年もそのとおりだった。
 声の大きさも十分あったわけでレベルはなかなかでは。

 昨年同様、十分金賞を狙える力をもっている。完成度はもう少し鍛えれば…。

▲6、下呂市立中切小学校  自由曲…「光の中へ さあ君と」   14人
  わずか14人で挑んできた。しかし、聴いている感じではもっと多い人数で歌っている感じもするくらい、声は出ていた。
 さすがにこの曲では上位争いはきついが、思い出には残る演奏をしたと思う。

  来年から馬瀬小学校として生まれ変わるため、中切小学校としては最後となる。6年生にとっても最高な思い出になったのでは。
 2009年に馬瀬小学校になっても出場してきてほしいと願う。


 1−3、 三重県コンクール   (テレビ放送にて観戦)
◎1、桑名市立星見ヶ丘小学校  自由曲…にんげんとせかいのふしぎ から「せかいのふしぎ」   35人
  男子1人。声は昨年同様さわやかである。強弱はまだ甘めで、まとまりもまだこれからだと思う。
 サビの後半に入ると苦しく聴こえてしまったが、サビ前半はうまかった。

◎2、三重大学教育学部附属小学校  自由曲…小さな神さま から「3つの小さなうた」   24人
  男子9人。表現は若干足りないが、のびのびとしていた。厚みはもう少しほしいが悪くない。
 次の東海北陸までにはなんとかしてくるだろう。


 1−4、 東海・北陸ブロックコンクール   (2010.9.6 稲沢市民会館にて観戦)
・1、岐阜県大垣市立北小学校  自由曲…虹がなければ から「ねがい」
  元気よさ、明るさが小学生らしくて好感がもてる。明るすぎるきらいは相変わらず。
 アルトの声が若干目立ったか? 後半は悪くなく。

 声質はこれでいいのだが、完成度はまだ見直せる。岐阜県は混戦なのでどこが来るかわからないが…。

・2、福井県福井市麻生津小学校  自由曲…「IN TERRA PAX」
  声は昨年の横浜市立中沢小学校に似ていたが、強弱はこっちの方がついていた。ただ、ペースにメリハリがなく、
 まとまり感がちょっとなくバラバラっとした感じが残ってしまった。

 意外な敗戦になったが、このまま終わるとは思えない。巻き返しに期待したい。

▲3、愛知県名古屋市立大森小学校  自由曲…「お日さま」
  地区大会より一枚よくなった印象。強弱などもなかなかで、その点では直前の麻生津小学校よりは上ではないか。
 若干明るさがほしかったな、とは思ったが。

 じゅうぶん村雲小学校と並んだ印象をもった。ただ、愛知県枠、予選枠が狭いので予選を突破できるかどうか…。

・4、三重県桑名市立星見ヶ丘小学校  自由曲…にんげんとせかいのふしぎ から「せかいのふしぎ」
  さわやかな声が印象だが、県大会より完成度はあった。若干声が小さいのが物足りないが。
 ペースはちょうどよかったし、地声になったところはむしろよく。

 来年も三重県枠は2つある。きっと来年は上位争いもあるかも。

・5、静岡県富士市立田子浦小学校  自由曲…「ブラックパンサー」
  伴奏は6年生。楽譜は完全に覚えてきた。厚みがでているが声の出ている。
 課題曲は最後にritを入れてこれは願っていたとおりだったが、まとまりでは足りなかった。

 まだ静岡県の力関係はハッキリしないが、自由曲の演奏なら大きな差はないのでは。

○6、富山県栃波市立出町小学校  自由曲…だれも知らない から「日本の高い空」
  少し明るさがある曲。ややアルトが目立った感じだが、悪い感じはしない。
 レベルはこの段階にしてはなかなかでは。

 昨年の井波小学校と比較しても遜色ない。実力は五分なので決め手をもてば…。

◎7、三重県三重大学教育学部附属小学校  自由曲…小さな神さま から「3つの小さなうた」
  出だしは弾む感じから。ハーモニーは厚みがあってとてもいい。元気よさもいい傾向。
 昨年よりは一枚上手になった印象。

 これで2年連続代表。全国でどこまでやれるかだが、ひょっとしたら受賞もあるのではないか。

▲8、福井県福井市森田小学校  自由曲…「南向きの窓」
  出だしはアカペラ。声の強弱がとてもできている。リズム感、ハーモニーはいいのだが、
 もうひとつ決め手がなかったように思う。完成度そのものはなかなか高い。

 昨年に続いての銅賞だが、価値は今年の方が上。6年生のみだがレベルは高い。

○9、石川県金沢市立千坂小学校  自由曲…ひかる地球 から「鬼は内」
  3拍子の曲で、出だしはソロ。 音程なしの部分も上手にやれたそ、そこは元気もよかった。
 ただ、全体的に声が若干出ていないか? 部分的になんとなくに思えてしまった。

 実力は十分もっているし、昨年よりかなりレベルアップしている。来年が楽しみになった。


2、中学校の部 課題曲…手紙

 2−1、 三重県コンクール   (テレビにて観戦)
・1、川越町立川越中学校  自由曲…「地球の鼓動」   混声 23人(男子9人)  3:00
  伴奏3年生。若干男子が力不足に思うのだが、合わせるとバランスとしてはちょうどいいのではないか。
 レベルそのものはいいと思う。転調してからはバテ気味に思えた。

・2、四日市市立西笹川中学校  自由曲…「君とみた海」   女声 27人(男子1人)  3:54
  なかなか主旋律はいい。ただ、1番、2番で男子1人(ボーイソプラノのソロ)で歌っているところは消えそうなくらい声が弱い。
 演奏としてはきれいだった。

・3、四日市市立山手中学校  自由曲…「信じる」   女声 21人  4:20
  声がところどころ弱くなって、伴奏に負けているのが残念。いいものはもっているのだが…。
 口はもっとあけてほしかった。

○4、伊勢市立五十鈴中学校  自由曲…「虹の輪の花」  女声 28人  3:58
  ここまでの3校に比べると演奏が2枚以上違う。まとまりも迫力もあり、声もしっかりしている。
 自由曲が違ったら混声で挑んでもいいのかもしれない。

▲5、四日市市立大池中学校  自由曲…「予感」  混声 25人(男子9人)  2:42
  伴奏3年生。真ん中に男子を挟む形。声はしっかりと出ていて、パワーも感じる。
 ハーモニーも上々。3強に比べると選曲が…だが、仕上がりはよかった。

◎6、三重大学教育学部附属中学校  自由曲…未来への決意 から「自己」  混声 35人(男子13人)  3:31
  伴奏2年生。やはりここに入ると力が違う、貫禄を見せた。厚み、メリハリ、迫力、どれをとっても一番。
 三重県3強をこれからも牽引していくだろう。

・7、四日市市立常盤中学校  自由曲…「何億もの昼と何億もの夜を越えて」   女声 28人  3:45
  三重大附属の後でもあって物足りなさが残ったが、単独で考えると悪くない。
 この学校なりにやれたのではないか。

・8、四日市市立内部中学校  自由曲…「あなたに…」   混声 33人(男子11人)  4:00
  伴奏3年生。映画「うた魂♪」より。ソロは女子2人→3人、男子ソロ2人。仕上がりはなかなか。男子は人数の割に声出ている。
 女子はちょっと弱いか。出場生徒は3年生の選択音楽クラスなので、心に残る演奏ができたのでは。

・9、伊勢市立北浜中学校  自由曲…「初心のうた」  混声 34人(男子15人)  3:05
  男子、女子のバランス悪くない。迫力なども十分いいと思う(まとまりは一歩足りないが)。
 来年が楽しみな感じはする。十分受賞圏内レベルだ。

○10、暁学園暁中学校  自由曲…風紋 から「風と砂丘」  混声 35人(男子9人)  3:53
  アカペラ曲だがリズムはいい。雰囲気も漂っている。迫力などもなかなか。
 どうしても三重大附属には勝てないが、逆転することは十分可能ではないか。

・11 伊勢市立倉田山中学校  自由曲…「OH MY SOLDIER」  混声 18人(男子4人)  3:41
  伴奏3年生。男子はわずか4人だが、その割に声が出ていた。ただ、どうしてもこの人数では迫力は…。
 現状で出せる力は全部出し切ったのではないだろうか。

▲12、伊勢市立城田中学校  自由曲…「はじまり」  混声 35人(男子14人)  4:05
  男子1人は女声に入る。パワーもあり、低音もきいていた。女子の声も劣らない声。ちょうどいいバランスをしている。
 迫力も十分あって上々の演奏であった。

・13、四日市市立西朝明中学校  自由曲…「走る川」   混声 23人(男子8人)  3:24
  ハーモニーは十分よかったし、男子のパワーもなかなかいい。迫力もそれなりに。
 この曲としては100%の演奏はできたのでは。

・14、桑名市立陵成中学校  自由曲…「名づけられた葉」  混声 35人(男子12人)  3:45
  伴奏2年生。合わせるととってもいい感じがする。男子は人数の割に若干弱いがちょうどいいのかもしれない。
 迫力は若干足りなさが残ったが、悪い感じはしない。

  どうしても三重県は銀賞以上3校の争いに、銅賞は他の学校の争いの感じな力関係。
 三つ巴の感じですね。


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