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水根貨物線 2009 11月3日 訪問
和光市と、のぶりんと、よしおと
一緒に
青梅線に乗って訪問しました。
水根貨物線。青梅街道を奥多摩駅から東京の水がめ「小河内ダム」へ走った事があるなら
「山側に見えるあのコンクリート遺構」をご存知の方もいらっしゃるのではと思う。
正式名称は「東京都水道局小河内線」。水根貨物線は小河内ダムの建設に必要な資材の
輸送を目的に建設される。将来、ダム完成後に観光路線化の構想があり、トンネルは電化
に対応できるよう設計された。しかし、土砂崩落や落石も多く、危険を伴って運行していた。
ついには殉職者6人を出す列車転覆事故を起こしたため、その夢は叶わなかった。
そんな水根貨物線の遺構を今日は辿りたい。 by 和光市
午前9時、ひばりの交番に集合した、私(T樫) 和光市・のぶりん・よしお。拝島を経由して、奥多摩駅に着いた。写真は、青梅線の末端部から撮影した物。水根線は、ここから伸びていたのだろう。私達は、駅を出て、青梅街道を行き、とある場所から水根線を目指した。 記 T樫 | |
奥多摩駅からしばらく歩くと最初に見えてきたのがこの橋。 知識がない人ならただ上に道を通しただけの陸橋にしか見えない が、これはれっきとした「遺構」だ。 by 和光市 | |
線路に登り、奥多摩駅方面を向いて撮影。この先、水根線は、奥多摩駅方面に向かい半円を描き、日原川を壮大なアーチ橋を用いて跨ぐ。しかし今回は、時間の関係上、撮影はやめておいた。 記 T樫 | |
よく見るとレールが顔をだしている。ここから小河内ダムの水根駅まで向かうとする。 by 和光市 | |
藪が濃すぎてなんだかよく分からない。 若干草が「もっこり」(韓国語ではダイヤモンドの意)しているのがお分かりだろうか ここにレールが敷設されている。 by和光市 | |
トンネルだ。なんか、こう、カーブからトンネルに入るという構図が、廃線鉄の血が騒ぐ。 血液中の鉄分が反応したのだろうか。 by 和光市 | |
日テレ系の「冒険!CHEERS!!」という番組で「廃線復活」というコーナーで「一時的復活」を遂げた事もある水根貨物線。この踏み切りも使用されて、竹製の警報機が四本も設置されたのだが 企画終了後に撤去したようだ。 by 和光市 | |
たて枕木がしかれているガーダー橋。このたて枕木も番組の企画時に設置されたものだ。 この枕木のおかげで渡りやすかった。 by 和光市 | |
後ろから見てみた。若干カーブしていたようだ。 by 和光市 | |
切り通しになっている。しかもカーブしている。「いいわぁ・・・」 血液中の鉄分が騒ぐ・・・ by 和光市 | |
のぶりんが下を覗いている。危ないぞ。いや、本当に。 かなりの高所に建設されている。 by 和光市
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まだのぶりんは下を覗いている。ここからトンネルに入る。 by 和光市
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またカーブ+トンネルのナイスコンビ。血液中の鉄分が騒ぐのだが、あれ? ここをトンネルにしたのはなぜだ・・・?切り通しにすれば良いと思うのだが・・・ by 和光市 | |
先ほどの、のぶりんの覗き写真(省略しすぎ)と同じ様に見えるが 木の本数が異なるので別の橋。 別に千住のお化け煙突方式(千住火力発電所の煙突が場所ごとに見える本数が違う現象) ではないぞ。 by 和光市 | |
キタよ。カーブ+トンネルコンビ。さすが山岳が生み出す組み合わせ 左下にいるのは私。このトンネルは綺麗だ。 by 和光市 | |
ローアングルで撮影した橋。しかしさすが奥多摩。コンクリートの生産量が多いわけで 終戦後わずかでも コンクリートの橋が多いのだ。 by 和光市 | |
振り返って撮影。 またまた来ましたカーブ+トンネルコンビ。しかも切り通しがあり点数プラス。 やはり血液中の鉄分が騒いでいる。 by 和光市 | |
のぶりんが乗ったときにはずれたトタン製のふた。 中を覗くと水道関係の機器が放置されていた。 by 和光市 | |
トンネルのポータルの前に土砂が溜まっている。苔むしたポータルとの相性が素晴らしい。 土砂を跨いでいるのは、よしおだ。 記 T樫 | |
うお〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。 石垣が素晴らしい。切り通しに出来た程のボリュームの少なさがいい。 記 T樫 | |
トンネルを抜けると、次のトンネルが、 水根線は、トンネルと橋梁の連続した廃止線で、手ごろで楽しい。 記 T樫 | |
おぉ綺麗な景色だな。紅葉もいい感じだな。と思ったが廃線跡。 ここから危険な橋が。 by 和光市 | |
お、枕木があるということは橋がある。ではいざ橋に♪と思ったが危ない。 犬釘に躓いて危うく転倒するところだった。 私達一向は迂回して向こう岸に回り、先を進んだ。 by 和光市 |
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