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里見砂利山線(万田野線) その1                                 


2013年2月20日 訪問

 えっと

大学1年の春休み

やることがなく

暇で暇でしょうがなかったので

車でアクアラインを抜け

小湊鉄道の上総鶴舞駅にパーク&ライドをして

小湊鉄道に乗りがてら

訪問しました。

これぞ ドライブと乗り鉄と廃線廻りを組み合わせた最強コンボっすね。

 

 

さて

今回の廃線は

東京から比較的近い所で、渋い気動車が走っている事で有名な

小湊鉄道の廃線です。

 

小湊鉄道の里見駅から

南西方向に伸びる廃線で

里見砂利山線や里見砂利採取線と呼ばれている。

呼んで字の如し

砂利を運ぶための専用線である。

 

全国的に見る専用線の廃線のように

トラック輸送の台等に伴い

昭和37年までに廃線となっている。

 

 

ちなみに

万田野線の名前は 採取場の名から来ています。

 

それでは 里見駅から

出発します

 

編集 全 T樫

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  うお〜〜〜〜たっまんねぇぇぇ〜〜〜

 気動車の渋いこと。そしてホームの低さ、駅舎から繋がる屋根の感じ。渋い渋すぎる。上総鶴舞駅からフリー切符で乗車した訳であったが、列車に乗り込んだ後、エンジン音や車掌が乗務している感じ、列車の揺れによって、思わず笑顔になってしまった。たまらない〜〜

 そんなこんなで、今回の廃線のある里見駅で下車をした。これから廃線を目指すとする。

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  里見駅の駅舎だ。なかなか渋くきれいにまとめられたいる駅だ。最近JR東日本の渋いローカル駅舎は、面白みも、かっこよさもない鏡張りの待合室みたいな小屋へ建て替えが進んでおり、ロマンがなくなっているので、是非、里見駅みたいな、こういう渋い駅舎は残してもらいたいものだ。

 ちなみに駅舎は、線路の東側に存在しており、今回の砂利山線へ行くには線路の向こう側へ回らなければならない。

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  里見駅の北側にある踏切から里見駅構内を撮影。もちろん画像は南方面を望んでいる。画像を見て頂ければ分かると思うが、里見駅は立派な配線をもつ交換駅である。一番左の貨物受け渡し線が渋い〜〜。小湊鉄道は貨物輸送廃止から月日がたったが、未だに国鉄チックな貨物線が存在する駅が多数ある。

 今回訪問する砂利山線は、画像右のスペースから右へカーブしていく。ちなみに、線路が工事しているようにみえるのは、里見駅に交換設備を復活するためのホットな工事である。廃止されることが多い世の中で交換設備の復活は嬉しいニュースだ。

CIMG3897.JPG

  里見駅構内から砂利山線の廃線跡を歩いていくのは、きまずいため、頃合を見計らって進入することにした。いま歩いている画像の道路は、砂利山線廃止後のトラック輸送の道路で、住宅地をでかいダンプが通っていた。生活道路であるため、ダンプは制限速度を守ろう!みたいな標識が多数設置されていた。

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  里見駅から70メーターくらい進んだ地点で廃線跡にはいる。画像中央の窪みが砂利山線の線路敷きである。画像は里見駅方面へ振り返って撮影している。画像奥の木の後は里見駅構内となっている。

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  上の画像を撮影した地点より振り返って撮影。この画像の方向に向かい進んでいく。画像中央で右にゆるやか〜〜にカーブをし直進していく窪地が線路敷きだ。今朝降った雪がいい感じに線形を分かりやすくしている。

 それにしても、線路由来の緩やかなカーブを見るとたまらないっすね。。砂利山線は、画像奥のなだらかな山みたいになっている所に入っていく。

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  おお〜〜 この不自然な直線の窪み。廃線跡ですね〜〜 ちょうど単線分ってのがたまらないっすね。そして画像奥の森に突っ込んでく感じがたくましくていいっすね。この日は廃線跡の窪みが水没していたため砂利山線の掘割の法面を恐る恐る歩いていった。

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  うん。田んぼの中の不自然な掘割。田んぼの水面より低い場所に線路が敷いてあるので、なかなかアグレッシブな線形だ。水面ゼロメーター的なね(笑)画像中央には、農家の人が掘割を越えるのを簡単にするために、簡易的な橋が架かっていた。

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  おお!

 線路だ。生線路だ。すげえ。未だに線路が残されていた。一気にテンションが上がった。てことは、さっきの水没区間も線路が存在するかもしれないっすね。なかなか面白みのある廃線跡になってきた。

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  田んぼ連絡用の橋をくぐり、線路は続いている。なかなか渋い線路の残り方である。なんか安比奈線を彷彿させる線路感ですね。このあたりは草も少なく往年の雰囲気を楽しむには、もってこいであった。まぁ冬だから草が少ないってのもあるが・・・

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  橋を抜け、少し進むと草で線路が見えなくなる区間に入る。廃線跡の掘割の左側の法面を見てもらうと分かると思うが、掘割上の田んぼのレベルに対して、奥にいくほど標高差がなくなっている。もちろん遠近法的なのも加味されるが、砂利山線は、山の中腹の採石場に向かい登っている。

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  ついに廃線跡は山べりにぶつかる。画像右の道路は、先ほど紹介した、現在使われている砂利山からの輸送路だ。廃線跡は、画像中央で輸送路からの分岐路で掘割が埋められている。現役時代は、そもそも分岐路がなかったのか、分岐路が廃線跡に落ち込んでいたのか等々していたのだろう。

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  現在の輸送道路からの分岐路のモッコリを越えると廃線跡は、ついに画像右の輸送路と同じレベルになり平行になる。周囲は木が多くなり、廃線跡は山の中の区間に突入する。それと同時に雪が少し心配になってきた・・・(笑)

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  おお〜〜!! 

 廃線の緩やかな登りと、緩やかな左カーブ。。そして、輸送道路の急な下り坂。二つのコントラストがいいわぁ〜〜〜鉄道の勾配と、道路の勾配の違いを端的に表してますね。ただ、画像を小さくしたら分かりずらくなった。実際見てみると、かなり廃線跡が美しく強調されおり素晴らしい風景だ。

 画像の通り、道路と交差すると、砂利山線はゆるやか〜に登り、輸送路との高低差をはなしていく。

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  いっや。気持ちよすぎる。

 綺麗すぎでしょ、これ(笑)路面がちゃんと除草されおり障害物がなく、美しい平らな路面と、そこから唐突に輸送道路へ切れ込む右側の崖のような法面、そして、鉄道の断面分を残して覆いかぶさるよう茂っている木々。気持ちいいですね。ほんとに。。砂利山線は画像の通り緩やかな上り坂で進んでいく。ちなみにレールは見つからなかった。

CIMG3909.JPG

  廃線跡を進んでいくと、右側の輸送路がある沢と、ある程度距離を離して、廃線敷き両方に木々が生い茂る区間へと入っていく。それにしても線路敷きが除草されていて、当時の面影を容易に想像できる感じなので、ほんと落ち着く。もちろん歩きやすいってのもあるが、たまらない。ちなみに、雪の上には足跡ひとつなく、降雪後はだれも歩いていなようだ。まぁ当然か

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  線路敷きが、少しずつ荒れきた。手入れがされていないのか、たまたまなのか分からないが。それでも、歩くのにはまったく問題ない程度で廃線跡は続いている。また画像では分かりづらいと思うが、砂利山線は画像奥から、ゆるやかに左にカーブを始める。

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  おお〜〜なかなかの左カーブですな。ほんとに鉄道の緩やかなカーブは落ち着く。廃線跡は、線路一本分を保ちながら沢の斜面の中腹を進んでいく。もちろん画像には写ってないが、廃線敷きの右側の斜面の底には、沢沿いにはしる輸送道路と川が、くねくねしながら走っている。

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  砂利山線を進んでいくと、左カーブのRが、だんだんと緩くなっていく。画像の地点は、線路敷き右側の斜面に余裕が出来、ちょっとした切り通しになている場所だ。若干ではあると思うが、線路敷きの下を流れている沢の流れが、ここまでは、エグくないが上から見ると〝つ〟のようになっているのだろう。もっと沢の流れがエグかったら隧道になっていそうな地形だ。

CIMG3915.JPG

  切り通し部を抜けると、再び斜面が急になる。線路敷きの状況だが、ここまでは悪くなったり良くなったりを繰り返し続いてきた。もちろん悪くなったと言っても歩くのに支障をきたさないレベルだ。画像の通り砂利山線は竹薮のなかを直線的に美しく進んでいる。

CIMG3917.JPG

  竹薮の中の直線を進むと、視界が開けてくる。砂利山線の終点のヤードが近づいてきている証拠である。画像を見てもらえば分かるが、視界が開けると同時に線路敷きが多少広がり、かつ藪が濃くなっている。

 次回は、この地点から終点のヤードを目指します。

 2013年 9月20日 編集                                                             

以上 全 T樫                                                  

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