このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

愛知県のおすすめ郵便局めぐりルート
愛知県内の郵便局めぐりに使える路線をご紹介します。なお一部バス路線のうち、運転本数の少ない区間 や枝線は省いています。「一度通った道を引き返すのはナンセンス」と考えており、なるべく一筆書き になるようなルート設定を心がけています。ここでは更に実用性を上げるために、ルートの性格を2 つのタイプに分類してみました。

【濃密コース】:狭い範囲に多数の郵便局が存在する地域で、短時間で効率的な郵便局めぐりができるル ート。
【周遊コース】:時間をかけて移り行く街の風景の変化を楽しみながら、距離を稼いで一つでも多くの郵 便局をめぐるコース。

これからご紹介する路線は、実際に利用した路線をメインにご紹介しています。ダ イヤ改正などで休廃止をはじめ、路線経路の変更や運転本数の削減がある場合がありますが、これに よる責任は追いませんのでご注意ください。なお、最新の情報は下記の公式サイトなどで 各自ご確認願います。

名古屋市交通局ホームページ :名古屋の市バス・地下鉄 の時刻や路線図のほか、交通局の最新情報がある。
名古屋ガイドウェイバス(ゆとり〜とライン)公式ホームページ :ダイヤ・運賃情報の他にガイドウェイバスに関する説明もある。
名鉄バス時刻表検索 :名鉄電車・バスの時刻表・運賃検索あり。
豊橋鉄道ホームページ :豊橋鉄道の鉄道・バスの時刻表情報あり。

名古屋市内尾張地方西三河地方東三河地方


名古屋市内(路線経路前の【 】内は系統番号、運行主体記述の無いものは、いずれも市バスこと名古屋市交通局。)

【地下鉄情報】
郵便局営業時間中は、およそ4〜8分間隔で運転。なお、上飯田線・名城線の金山〜新瑞橋・名古屋港間 及び大曽根〜名古屋大学間では列車運転間隔がやや長くなります。他線との乗り換えは、東京の地下鉄に 比べたら楽な方ですが、丸の内駅での乗換えだけはお勧めしません。

【市バス情報】
前乗り後ろ乗り(【基幹2】だけは後乗り前降り)方式。系統番号は1999年の路線再編成で変わってし まい、利用者にはわかりにくくなってしまいました。

【名古屋市内の市バス・地下鉄を利用する際に便利なきっぷ】
「バス・地下鉄1日乗車券」
名古屋市内の市バスと地下鉄に1日乗り放題。850円で発売。なお、名鉄基幹バス(名鉄バスセンター〜 三軒家)には乗車できません。
「バス1日乗車券」
名古屋の市バスに1日乗り放題。600円。なお、名鉄基幹バス(名鉄バスセンター〜三軒家)には乗車でき ません。
「地下鉄1日乗車券」
名古屋の地下鉄に1日乗り放題。740円。
「なごや環境きっぷ」
毎月8日の「環境保全の日」に限り、地下鉄・バスに乗り放題なきっぷ。毎月1日〜8日に発売される。
620円。

上記きっぷは、地下鉄各駅・案内所のほか、市バス停留所近くのタバコ屋などの乗車券委託販売所(市内約900
ヶ所)で発売しています。

【周遊コース】名古屋の下町及び工業地帯の郵便局めぐり所要時間:半日、郵便局数:約15
栄=丸田町=鶴舞公園前=高辻=堀田駅前=南区役所=星崎・鳴尾車庫【市バス基幹1系統】
星崎・鳴尾車庫=柴田【市バス】
柴田=新名古屋【名鉄電車】

名古屋の中心・栄から、名古屋市南部へ向かう市バス基幹1系統でひたすら南へ向かう。丸田町以南では 一部停留所は通過する快速運転となるため、各停留所での落ち葉拾いが続く。終点・鳴尾車庫からは金山 11系統か名港11系統に乗り換え名鉄柴田駅へ向かう。柴田からは名鉄電車に乗り換え新名古屋駅へ。もち ろん、落ち葉拾いは忘れずに。時間があれば神宮前駅で途中下車し熱田神宮を参拝後、市バス・栄21系統 に乗って、栄まで濃密な落ち葉拾いをしてみるのもよい。観光スポットも無く魅力に乏しいが、郵便局め ぐりのついでに名古屋の下町を歩いてみるのもいいだろう。

【周遊コース】基幹バスで行く名古屋東部の郵便局めぐり所要時間:半日〜1日、郵便局数:15〜20
栄=市役所=古出来町=茶屋ヶ坂=引山・四軒家【市バス・基幹2系統】
名鉄バスセンター=栄=市役所=古出来町=茶屋ヶ坂=引山=四軒家方面【名鉄バス】

 全国初・そして全国で唯一、道の真ん中にバスが走る「中央走行方式」のバス・基幹2系統は、名古屋 を代表するバスとして知られる。もちろん、このバスで郵便局めぐりを楽しむこともできる。名古屋へ来 たら、ぜひ乗って欲しいバス路線の一つだ。出発点は栄・名古屋駅・名鉄バスセンターのいずれか。ただ し、名鉄バスには名古屋市交通局の1日乗車券は使用できないので注意。栄の繁華街から官庁街に入る大 津橋から、バスは道の真ん中を走り出す。まるで路面電車のようだ。信号サイクルもよくスイスイ走る。 市役所バス停からは名古屋城が近い。また、新出来バス停近くの徳川美術館は徳川家の資料を収蔵してい る沿線を代表するスポットだ。中日ドラゴンズの本拠地・ナゴヤドームは古出来町バス停下車が便利。 落ち葉拾いしながら基幹バスの終点・引山へ。ここから市バスに乗り換え四軒家経由で地下鉄藤ヶ丘駅へ。 時間があれば地下鉄東山線沿線の落ち葉拾いもいいだろう。1日で25局増殖も夢じゃない。

【濃密コース】名古屋繁華街の郵便局めぐり所要時間:2〜3時間、郵便局数:10
名古屋駅=納屋橋=栄=ナディアパーク=矢場町(ランの館)=栄=納屋橋=名古屋駅【市バス・栄758系統】
 名古屋駅・伏見・栄と名古屋都心の繁華街をめぐるコース。都心部を走る循環バスが便利。途中、シティ ポストや分室が続出。距離は短いが郵便局密度は濃い。利用者が多いのになぜか小型・中型バスで運行さ れているので混雑していることもある。また、一部区間では歩いた方が効果的な区間がある。

【周遊コース】ガイドウェイバスによる郵便局めぐり所要時間:3〜4時間、郵便局数:5〜10
大曽根=守山=小幡緑地=志段見支所前=中志段見・高蔵寺・瀬戸みずの坂【ゆとりーとライン】
 本格営業としては全国初のガイドウェイバス路線。名古屋市交通局・名鉄バス・JR東海バスで3社共同 運行を実施している。高架区間(大曽根〜小幡緑地)の高速運行と展望の良さは抜群。瀬戸みずの坂への バス本数は少ない(1時間ヘッド)ため、20分ヘッドの大曽根から高蔵寺へ抜けるルートがお勧め。名古屋ガイドウェイバスの「ゆとりーとカード」の他、共同運行している名古屋市交通局の「ユリカ」や 名鉄の「バスカード」も使用可能。しかし、SFパノラマカードや名古屋市交通局の「1日乗車券」・JR東 海バスの紙製回数券は使用できない。また、「ゆとり〜とカード」は名古屋の市バス・地下鉄や名鉄バス では使用できないので注意。更に地上区間では40円(又は80円)の乗継割引があるが、高架区間ではそれ が適用されないなど制約がある。地上区間は郵便局も1つしかないが、名古屋市内とは思えないのどかな風 景が見られる。高蔵寺に着いたら大規模団地・高蔵寺ニュータウンの郵便局めぐりをして穴埋めするといい。

尾張地方(津島・一宮・春日井・瀬戸方面)
【周遊コース】津島・海部郡の郵便局めぐり所要時間:1日、郵便局数:10〜15
名鉄バスセンター=中村公園前=西条=安松=津島【名鉄バス】
新名古屋=津島【名鉄津島線】
 栄及び名古屋駅から大治町の大治西條バス停までは、市バスと名鉄バスが共通乗車制度を導入している ので、どちらに乗車してもよい(ただし、市バスの1日乗車券は名鉄バスではつかえない)。沿線の観光 スポットは皆無で名古屋の隣町なのに異様なほど田舎だが、そこそこ訪問郵便局数を稼ぐことができる。

4.名古屋空港からの郵便局めぐり
西春駅=名古屋空港、名古屋空港=味美駅=勝川駅前【共に名鉄バス】
 飛行機で名古屋へ来る方もいるだろう。名古屋空港から名古屋都心の名古屋駅・栄へ向かうバスが多数 運行されているが、これらはいずれも高速道路を利用するため、到着まで郵便局めぐりはできない。しか し、多数ある空港へのアクセスのうち、そんな方に到着直後から(または搭乗直前まで)郵便局めぐりが できるルートがこれだ。まず、西春駅発着のバスは、これが名古屋に隣接する街なのかと思えるほどのど かなエリアだが、意外にも郵便局密度は濃い。名古屋空港へのアクセス路線の1つで本数は多い。北部市 場内簡易局は北部市場の東入口(国道41号側)近くにある。名古屋空港内局は国内線ターミナルビル内にあ る。

【周遊コース】濃尾平野東西横断・郵便局めぐり所要時間:1日、郵便局数:約15
高蔵寺駅北口=桃花台【名鉄バス】
桃花台東=小牧【桃花台新交通】
小牧=岩倉、岩倉=一宮、一宮=起【いずれも名鉄バス】

 出発点はJR高蔵寺駅。高蔵寺ニュータウンの郵便局を攻めたら桃花台へ。ここからは桃花台新交通 (ピーチライナー)で小牧へ。ここから先は、かつて名鉄バスをひたすら乗り継ぐ。小牧〜岩倉間は 3経路あるが、小牧市民病院前経由以外なら2局は攻められる。岩倉から先は郵便局密度が徐々に濃 くなる。一宮で更に乗り換え、尾西市の起(おこし)が終点。木曽川の袂で対岸は岐阜県羽島市。こ の先は残念ながらバス路線が無いが、羽島市街まで4kmほどなので、タクシーで渡るのも一考。

【周遊コース】陶器の街・瀬戸の郵便局めぐり所要時間:1日、郵便局数:15〜20
栄町=尾張瀬戸【名鉄瀬戸線】
瀬戸市=瀬戸駅前=瀬戸記念橋=上品野【JR東海バス】
瀬戸駅前=長久手役場前=藤が丘【名鉄バス】

 スタート地点は名古屋の中心・栄。ここから名鉄瀬戸線で沿線の郵便局を落ち葉拾いしながら瀬戸へ向か う。ただし、完璧なローラー作戦を展開すると瀬戸到着が遅れてしまうので、地図を見ながら「駅から300 m圏内の郵便局だけを狙う」などの事前作戦を立て、お昼までに瀬戸へ到着できるようにしよう。新瀬戸駅 から東へ少し歩いて追分郵便局を訪問したら、ここからJRバスに乗り換え。瀬戸は焼き物で有名だが、省 営バス(のちの国鉄バス、現在のJRバス)発祥の地でもある。今日もJR東海バス唯一の聖地を守り続けてい る。以前は岐阜県多治見へ抜ける路線があったが2002年3月で廃止され、バスのみで岐阜県側へ抜けるこ とが不可能なので、岐阜県境に近い上品野まで行って再度瀬戸市街へ戻る。瀬戸市中心部の古い町並みは 散策にもってこい。名鉄尾張瀬戸駅前の瀬戸駅前バス停から名鉄バスに乗って、長久手町経由で地下鉄東 山線藤が丘駅へ向かい帰路につく。

西三河地方(岡崎・豊田方面)
【濃密コース】岡崎市内の郵便局めぐり所要時間:3〜4時間、郵便局数:約10
福岡町=(JR)岡崎駅前=(名鉄)東岡崎=康生町=大樹寺=岩津・奥殿陣屋方面
東岡崎=梅園=大樹寺【共に名鉄バス】

 西三河地方の中心都市・岡崎には2つの玄関口がある。JR岡崎駅と名鉄東岡崎駅である。岡崎の人々の足 を確保している名鉄バスは名鉄東岡崎駅を発着点にした路線が多いので、こちらを起点にした方が便利だ。 まず、東岡崎駅でバスのフリー乗車券「ワンデーフリー岡崎」(800円) を購入すること。ちなみにこれは名鉄主要駅からのプランがあり、これだと東岡崎までの名鉄電車運賃も 割り引きになるのでありがたい。東岡崎駅からは梅園経由の大樹寺行きに乗って岡崎市内の郵便局めぐり スタート。大樹寺からは岩津方面行きバスに乗って、天満宮で有名な岩津の郵便局を訪問したら岡崎市街 へ引き返す。時間のある人は更に北上し細川郵便局まで行ってみよう。なお、「ワンデー…」は岩津天神 口までなので、細川までは実費となる。大樹寺から岡崎の中心・康生(こうせい)町を経てJR岡崎駅へ向 かう道はかつて路面電車が走っていた道路で岡崎のメインストリート。岡崎城は殿橋バス停が最寄り。JR 岡崎駅から先は「ワンデー…」の範囲外だが、頻発している福岡町行きバスに乗車、終点まで往復しJR岡 崎駅へ戻るルート。時間のない人は、
a.東岡崎→梅園→大樹寺→岩津→康生町→JR岡崎駅前
b.東岡崎→梅園→大樹寺→康生町→JR岡崎駅前
の短絡ルートでも効果的な郵便局めぐりが可能だ。

東三河地方(豊橋方面)
【豊橋鉄道を利用する際に便利なきっぷ】
「市内電車1日乗車券」
路面電車が1日乗り放題。豊橋駅前電停券売機で発売(400円)。
「渥美線ワンデーフリーきっぷ」
豊橋鉄道渥美線(新豊橋〜三河田原)全線が1日乗り放題。1100円で新豊橋駅で発売。



【濃密コース】豊橋市内の郵便局めぐり所要時間:2〜3時間、郵便局数:約10
豊橋駅前=豊橋公園前=東田坂上=井原=赤岩口・運動公園前【豊橋鉄道東田本線】
豊橋駅前=新川=台町=大池=春日町=豊岡中学校前=岩田団地東【豊鉄バス・岩田団地線】

 愛知県第2の都市、豊橋の玄関・豊橋駅前で「市内電車1日乗車券」を購入し路面電車に乗車。新川・市役 所前…と郵便局に近い電停で途中下車しながら、まずは終点の赤岩口電停へ。豊橋井原郵便局を訪問後は1 駅だけ戻って、井原電停で運動公園行きに乗り換え。1駅で終点の運動公園電停に着いたら進行方向へ5分 ほど歩いて豊岡中学校南西角の信号を左へ曲がり、豊岡中学校前バス停から岩田団地行きに乗車。岩田小学 校前で下車し東岩田局を訪問したら、進行方向を逆に向き大池経由豊橋駅前行きバスに乗車。春日町・前田 2丁目などで途中下車しながら豊橋駅へ戻るコース。

【周遊コース】渥美半島の郵便局めぐり所要時間:1日、郵便局数:約10
新豊橋〜三河田原【豊橋鉄道渥美線】
豊橋駅前=高師駅前=田原駅前=保美=伊良湖岬【豊鉄バス・伊良湖本線】

 まず、JR豊橋駅に隣接する豊橋鉄道新豊橋駅で「渥美線ワンデーフリーきっぷ」を購入し、三河田原行き 電車に乗車。柳生橋・大学前・南栄…と郵便局が近くにある駅で途中下車しながら田原へ。三河田原駅前 からは伊良湖岬行きバスに乗車し、国道259号を一路伊良湖岬へ。田原町から先は郵便局の密度がやや薄く なるが、渥美半島の先端・伊良湖岬はこの地域の代表的な観光スポットであることや、その伊良湖から更 に伊勢湾フェリーで三重県の鳥羽や知多半島の師崎へ抜けることも可能な本格的な周遊コース。なお、フ ェリーの最終は異常に早く、17時台が最終なので要注意。また、冬場は風が非常に強い地域なので十分に 注意すること。

【周遊コース】豊川流域の郵便局めぐり所要時間:1日、郵便局数:約10
豊橋バスターミナル・豊橋駅前=元下地=正岡=心道教前=豊川駅前【豊鉄バス・豊川線】
豊橋バスターミナル・豊橋駅前=心道教前=東名豊川=新城車庫前・本長篠駅前【豊鉄バス・新豊線】
豊橋〜豊川〜新城〜本長篠【JR飯田線】

 東三河地方最大の河川・豊川に沿って郵便局めぐりをするコース。まず、豊橋駅前から豊川方面行きバス で北上、豊橋市北部や豊川市内の郵便局を訪問。沿線には日本3大稲荷の一つ・豊川稲荷があるので、ぜ ひ参拝してみよう。豊川稲荷から先はバスとJR飯田線が並行するのだがバスの本数が激減するので、豊川 稲荷に近いJR飯田線・豊川駅まで歩いて、鉄道を利用し途中下車を繰り返しながら新城を目指した方がベ ター。新城は戦国時代の長篠の合戦が行われたところ。史跡や資料館もあるので余裕が有れば寄っておき たいところ。新城から先は電車もバスも1時間1本程度の運行なので、上手に利用して先に進もう。鳳来 町のJR本長篠駅前までは難なく進めるはずだ。バスに利用頻度が高いのでバス車内でも購入できる「組み 合わせ昼間割引回数券」を購入するなどの自衛策を講ずるのが賢明。この先には観光スポット・鳳来寺も あるが、当の鳳来寺は1000段以上の石段を登った山の上に有り、参拝するには健脚向け。むしろJR飯田線 で湯谷温泉まで行き、温泉施設「ゆうゆうありいな」で郵便局めぐりでの汗を流し落とした方が賢明。た だ、本長篠から湯谷温泉へ行くバス路線はなくJR飯田線も1日10本程度なので、適当な列車が無い場合は おとなしく豊橋へ戻った方が良い。

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