このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

四坂島大煙突

10.四阪島(今治市宮窪町四坂島)

四坂島MAP

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ポンプ室(左)

四阪島では湧き水はほとんど無いため新居浜より船で運び

このポンプにより海水と真水を頂上のタンクへ現在も送っているそうです。

日暮別邸

住友の別荘、来客用

「瀬戸内海の島にも断崖絶壁が…」と思ったのだが実はこれ精錬のとき出たカス、カラミと呼ばれるもので数キロに渡り続いている。

当時、カラミは海に捨て、一部はレンガとして島内のさまざまな施設などに利用されていました。

鉄筋コンクリート製 高さ71.5m  直径8m

煙突と平行して細く伸びているのは排ガスの管理をする試験塔。

「投錨禁止ケーブル注意」の文字が看板に書かれている。
新居浜より約20km、海底ケーブルがこの場所で陸に上がる
引き込み口と思われる。

新居浜港16時30分出発、30分ほどで島に着きました。

社宅団地

海岸いに建っている鉄筋コンクリート製の団地。

郵便局と娯楽場

映画も上映されていた娯楽場は郵便局前の空き地に建っていましたが平成4年に惜しくも解体されました。

日暮別邸
四坂島大煙突
四坂島大煙突

空中写真を見ての通り、2つの島の間を埋め立て、くっ付けた事が良く判る。

四阪島、皆さんご存知のように別子銅山の精錬所が在った場所として有名で瀬戸内海の軍艦島として誰もが一度は訪れたいと思っている所です。

今回、新居浜南高校ユネスコ部が中心となり、新居浜市やせとうち観光の協力の下、「あかがねの道スタディツアー」を企画したのを新居浜に住んでいる私の子供達が市報を見、今回の企画を知らせてくれました。

ツアーの内容は東平、旧端出場発電所、マイントピア別子、別子銅山記念館と地元近辺の人達にとっては馴染みの場所。

しかし最後に訪れる四阪島は一般の人は上陸できない所。
パンフレットにも船でクルーズとなっていましたが、私にとっては願っても無いチャンス。
上陸は出来ませんが海上からでもいいから一度は見てみたい四阪島、ついに行って来ました。



                          
写真では明るめに写っていますが実際はすでに太陽は地平線に沈み辺りは薄暗く、望遠で撮ったのはすべてピンボケでした。
しかし当日は雲ひとつ無い絶好の天気で美しい夕日、大煙突の写真は実際よりかなり赤く写っています。

最後の写真は今回のツアー中、解説をして下さった南高校のお二人さんですが私と同様、別子銅山を愛する一人だと思います。
今日はご苦労さんでした。

この2週間後、西赤石より下山中、旧別子銅山を案内している彼女達に再び出会いました。
 






大煙突最後の夕日

四阪島分院

住友別子病院四坂島出張所

四阪島大煙突

四坂島分院
四坂島大煙突

国土画像閲覧システム使用(昭和49年撮影)

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