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* * (2006/11/26)札幌への小旅行?〜続き * *





* * (2006/11/25)札幌への小旅行? * *

◎◎札幌遠征の翌日◎◎

 11月25日(土)は往復を夜行列車の特急「まりも」にて札幌に行った。そこで銀河線に関する情報を手に入れ?、この陸別行きを決意したのである。25日(日)夜行が早朝の釧路に着いたのは5:50である。その後一旦、自宅へと戻り仮眠をとり、車で陸別へ向かう計画を立てた。が、それが間違いだった…。仮眠のはずが3時間強も寝てしまい、釧路を出発したのは昼前となった。
 釧路から阿寒湖、上足寄、カネラン峠を経由して2時間ちょっとで陸別駅に到着した。途中阿寒湖畔及び足寄峠(阿寒湖から足寄へ向かう道)にて凍結路面らしき状況があったので思いのほか時間がかかった。しかもカネラン峠付近が砂利道ということも追い討ち?をかけた。

 今回の陸別遠征を決断したのは今季最後のCR車走行を見るためだった。この作業を終えると動態保存のCR車も冬支度をすることになる。昼をたいぶ過ぎ、陸別に着いたのは13時を過ぎた頃だった。予想通り、CR車の走行は既に終わっており、冬場の留置場所に移動させる作業に入っていた。「早起きは三文の徳」とはよくできたことわざである。
CR車のエンジンの停止作業中現役時代と変わらない陸別駅構内
写真左:CR車のエンジンの停止作業中(2006/11/26)
写真右:現役時代と変わらない陸別駅構内(2006/11/26)

 陸別駅1番線には5両のCR車が集められ連結された。CR車5両がちょうど1番線ホームの長さと同じのようだ。池田発陸別行きの最終列車でも4両での運行だったので、5両編成はなかなか見られない風景だ。車体にはシートがかけられて、陸別の厳しい冬を越すとのことである。なお陸別での動態保存車両は6両であり、もう一両は車庫に収容されている。この車両の状態ははかなり厳しいようだ。是非ともCR車の復活に向けて頑張ってほしいものである。
モーターカーの運転台より陸別駅構内十勝バスの「薫別伏古丹」停留所付近
写真左:モーターカーの運転台より(※許可を得て撮影)(2006/11/26)
写真右:十勝バスの「薫別伏古丹」停留所付近(2006/11/26)

 陸別に1時間ほど滞在した後、足寄、本別、白糠を経由して釧路へと向かった。その途中での写真も載せておく。薫別駅最寄りの代替バス停留所は「薫別伏古丹」だ。薫別駅から国道に10分ほど歩いたところにある。その停留所にバスの停車スペースができるようだ。現在はその基礎を工事中のようである。すでに池田付近の道道は停車スペースが完成しているところもある。本編では“ふるさと銀河線の話>各駅の情報>様舞”を参照していただきたい。

 この日は銀河線に関する話題がもうひとつあった。JR北見運転所横に留置されていたCR車3両がミャンマーへ向けて動き出した。26日の夜、JR貨物のDD51形にけん引され北見を出発し、室蘭は陣屋町に到着した。その後は室蘭港から川崎港を経由しミャンマーへと向かう予定だそうだ。新聞やテレビでも報道されていた。
 これも見に行きたかったが、これを見ると釧路に帰るのが深夜になるため、次の日を考え断念した。極寒の地で活躍していた汽車が熱帯の異国で活躍するとはなんとも不思議な縁である。無事に現地へ到着して、末永く活躍してほしいものだ。

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