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* * (2008/07/13)室蘭〜札幌その1−2 * *
* * (2008/07/13)室蘭〜札幌その1−1 * *
※2008年7月13日 日曜日の続き | ||
◎◎道南バス・札幌駅前発洞爺湖温泉(東町)行き◎◎ (定山渓1010→洞爺湖温泉1157) | ||
1時間ほど定山渓を満喫?する。じょうてつバス定山渓案内所前にあるバス停「定山渓」で次のバスを待つ。札幌〜洞爺湖の路線バスに関しては予約が必要だ。事前に道南バスの札幌営業所に電話をして名前、乗車人数、乗車区間を告げる。この日は定山渓発時点で3分の1くらいの乗車率、定山渓からは3人が乗車する。 | (定山渓) | (中山峠) |
中山峠では、道の駅とは反対側の売店前に停車し、ここで10分ほどの休憩をとる。都市間を結ぶバスらしい光景だ。もちろん有名なあげいもを買う、280円也(価格失念・・・たぶんこのくらい)。ここでは同じ道南バスの札幌行きと行き違いとなる。当バスは5分延で発車した。 | (中山峠にて札幌駅前行き) | (国際メディアセンター) |
喜茂別を通り、留寿都に向かう。ルスツリゾートにはつい最近かなり報道されていた、国際メディアセンターがある。国道からも見ることができ、路線バスはセンター前の駐車場まで入る。秋までには解体される運命にあるので、サミットの痕跡をちょっとでも見たいのであればこの夏しかないのだろう。 | ||
洞爺湖に近づいたところではサミット会場となったザ・ウィンザーホテル洞爺が見える。数日前まで行われていた物々しい検問はきれいにない。ただ洞爺湖温泉街に入るとき、撤収中の警察車両も見ることができた。洞爺湖温泉バスターミナルにはほぼ定時に到着する。バスカードで精算、2,340円也。 | (国道からザ・ウィンザーホテル洞爺) | (洞爺湖にて警察車両) |
◎◎洞爺湖ビジターセンター◎◎ バスターミナルからすぐ見えるところにビジターセンターなるものがある。中に入る前に、駐車場ではひときわ目立つ車両があった。黄と黒のDMVである。当サイトでも去年の日記で紹介しているが、JR北海道が開発中の軌陸両用車だ。これまでにDMV901、DMV911〜912が登場。今回のサミットにあわせ?DMV920が完成し、その試乗会が行われているのだ。小生は時間の都合上、試乗はできなかった。センター裏には初代のDMV901があったが、何のために・・・? | (DMV920の後面) | |
さてセンター内に入ってみる。展示内容は結構勉強になるものがある。洞爺湖の自然についてが詳しく紹介されている。ビジターセンターに併設されているのが、火山科学館だ。火山科学館に関しては有料となるが、一度は見てみたいもの。ここでも時間の都合上、次回のお楽しみとなる。 | (DMV920の側面) | (DMV901) |
(洞爺湖ビジターセンター) | (“空”から温泉街) | (“空”からザ・ウィンザーホテル洞爺) |
◎◎ 洞爺湖温泉街 ◎◎ | ||
日帰りで洞爺湖周辺を一気に回るというのは慌しい。この日の天候は晴れ、結構暑かった。温泉街にはまだ全国から集まっていた警察の一部が残っているようだ。白バイを前に警察官と記念撮影する、なんていう光景も見られた。写真にあるお土産屋さんはサミット首脳の名前入り木刀を売っている越後屋デパートさんだ。 | (越後屋デパート) | (洞爺湖) |
晴れていれば、きれいな洞爺湖が一面見渡せる。時間があれば洞爺湖汽船の遊覧船に乗りたいところだが、これも省略。駅前桟橋にはお城の形をした「エスポアール」が入ってきたところだ。一般的な形をした「幸福」「羊締」が500人くらいだが、「エスポアール」は700人も乗れる。洞爺湖の花形的存在だ。 | (駅前桟橋) | (駅前桟橋からザ・ウィンザーホテル洞爺) |
◎◎道南バス・洞爺湖温泉発昭和新山行き◎◎ (洞爺湖温泉1430→昭和新山1445) ここからちょっとだけ遠くに行ってみる。昭和新山への路線バスは1日4往復のみである。ロープウェイに乗って見学できる行程は、この14時半の便が最後となる。ターミナルからの乗客は少なく5人もいない。 至って普通の路線バスだが、車内にはがんちゃんの声が・・・この日札幌ドームで行われていたファイターズ戦のラジオ中継が流れているのだ。粋な計らいである。ただし試合はフ1−10ソ、と昨日と正反対に大負けした。 約15分の乗車で330円也、もちろん道南バスカードが使える区間である。広報の表示では季節便のようだが、途中の停留所は乗降可能である。 | ||
(昭和新山行きの車内) | (ひまわり畑) | (バス停にて昭和新山) |
◎◎有珠山ロープウェイ◎◎ (山麓[臨時便]→山頂[臨時便]→山麓) バスを降りてすぐ乗りに行く。窓口で乗車券を買う、往復1,450円也。運行間隔は15分毎だが、この日は修学旅行生の乗車と重なり臨時便を出して対応していた。車内は満員である。 山麓駅から山頂駅まで6分ほど。山頂駅から更に10分ほど歩くと噴火湾が見渡せる展望台がある。ここも修学旅行生でいっぱいだ。夏は霧がよくかかるが、この日はかなり遠くまで見渡せる。 おそらく内地から来た高校生だろうか、この天気での旅行は運が良かった。ただもうちょっとお行儀よくできんものなのか・・・あれだけ大騒ぎすれば周りの観光客も嫌になる。男子校ならあんなもんなのか。今度は静かなときに行きたい。 | ||
(索道事業の表示) | (山麓駅) | (山頂より伊達市街地) |
(山頂より洞爺湖) | (山頂駅よりロープウェイ) | (製造者の東急車輛) |
◎◎道南バス・昭和新山発洞爺湖温泉行き◎◎ (昭和新山1550→洞爺湖温泉1605) さっき来た道を戻る。このバスが昭和新山発の最終便だ。乗客は若干増え10人ほどいた。 行きの車内からも見えたが、昭和新山からの坂を下ったところにひまわり畑がある。ちょうどこの時期はよく咲いていて、一面黄色に染まっている。バスカードでお支払い、330円也。 | ||
(洞爺湖温泉行き) | (サミットのステッカー) | (洞爺湖温泉街) |
◎◎洞爺湖温泉バスターミナル、とその周辺◎◎ さっきもバスターミナルが登場したが、説明はここで。現在はビジターセンターに移転した火山科学館、かつてはここにあった。1階に道南バスの乗車券販売所と乗降場があり、洞爺湖温泉発着の道南バスは必ずここに寄っていく。 待合室は改装しているようだが、ところどころに昭和の雰囲気を感じる。写真にある案内板は結構な年代もの。鉄道駅にあるような改札口が存在しているのも、かつてバスターミナルが賑わっていた頃の雰囲気を感じさせる。 | (洞爺湖温泉バスターミナル) | |
バスの乗降場とともにタクシーも客待ちをしている。休日ではあるが、かなり暇そうだった。 その片隅にはザ・ウィンザーホテル洞爺行き送迎バスのバス停がある。バスの乗車に関しては「ホテル宿泊者専用バス」の注意書きがある。いつかは泊まってみたいが、こんなところに泊まるのはいつになるのだろうか。。。 | (元改札口?) | (定期バス路線図) |
(運行系統図) | (昭和新山熊牧場) | (ザ・ウィンザーホテル洞爺行きバス停) |
せっかく洞爺湖温泉に来たのだから、やっぱり温泉に入っていこう。ということで、バスターミナルから近いホテルグランドトーヤに決めた。玄関でスリッパに履き替え、フロントで日帰り入浴の料金を支払う、500円也。日帰り客だけれども、従業員の接客に変わりはなかった。それどころか、すごく丁寧な応対でこちらが恐縮してしまいそうだ。そのまま気持ちよく浴場へと進む。 設備こそ若干古いものの、お湯はかけ流し。時間帯が良かったのか、しばらくは誰も入ってこず・・・ちょっと小さめの露天風呂を独り占めしていた。浴場内もきれいで、また訪れたいと思った。 | (ホテルグランドトーヤ) | |
温泉に入り、次のバスの発車まで散歩をしてみる。バスターミナルのすぐそばには、金比羅火口が望める場所がある。すぐそこに見える噴火の遺構が生々しい。かつて普通に暮らしていた団地がぼろぼろになっていた。土石流を洞爺湖へと流す立派な流路工が、被害の大きさを示しているようだ。 | (金比羅火口) | (小有珠川流路工) |
◎◎道南バス・東町発洞爺駅前行き◎◎ (洞爺湖温泉1805→洞爺駅前1824) | ||
半日ほど過ごした洞爺湖温泉街はこれで離れる。JRの洞爺駅前までは普通の路線バスに乗車する。時間の都合上途中下車はできなかったが、途中には西山火口が見える。ここも噴火の大きさを知るうえではずせない場所であろう。20分ほどの道のりでほぼ定時に到着、370円也。 | (洞爺駅前行き) | (西山火口) |
◎◎491D・長万部発東室蘭行き普通◎◎ (洞爺1836→東室蘭1921) 今回は路線バス中心の移動であったが、やはり汽車に乗らないと気が済まない。洞爺から運賃810円を支払い、普通列車に乗車する。491Dはキハ150系+キハ40系の2両編成だ。乗車率は3割もないだろう。後結のキハ40系のボックス席を独り占めする。 | ||
この時間はちょうど日が落ちるころ。噴火湾に沈んでいく夕日を眺めながら、室蘭へと進んでいく。1時間もかからずに東室蘭4番線に到着する。 帰りのバスまで時間があったので、東室蘭西口にある大王のカレーラーメンを食して、今遠征の行程は全て終了となった。 | (洞爺駅前) | (洞爺駅駅名標) |
(洞爺駅にて491D) | (北舟岡駅付近) | (東室蘭駅にて491D) |
* * お わ り * * |
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