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* * (2011/08/22)夏の津軽海峡物語2 * *
* * (2011/08/21)夏の津軽海峡物語1 * * | |
【 続 き 】 ◎◎ 温泉旅館 湯の岱荘 ◎◎ | |
おはようございます。早めに起きて朝風呂へ、やっぱりゆっくり1時間弱。ほんとにのんびりとした時間を過ごしている。浴室のシャワーやカランといった設備は決して完全なものではない。けれども、この浴槽の湯があれば、そんな設備の不良は気にならない。 朝食も和食膳。朝から3杯ものご飯を食べたのは久しぶりだ。食後の果物にマスクメロンをいただいた。赤肉の普通のメロンが出回っている昨今、そう言われてみると最近ではあまり見かけないかもしれない。 | (朝食) |
(食後の果物) | 部屋に戻り、古めかしい扇風機の前で、蚊取り線香の匂いを感じつつ、虫の鳴き声を聞く。朝食後にも贅沢な時間だ。テレビはアナログなので、今年の夏から使えないままのようだ。 汽車の時間が少し早いのが残念だ。8時半前には宿を出る。宿代1泊2食6,500円ほどを支払う。小生の感覚としては、これだけ贅沢な時間過ごせてこのお代を支払うのは妥当だろう。設備はどこもかしこも古いけど、それ以上に得たものは多かった。1日、お世話になりました。 |
(天の川) | (湯ノ岱駅前) |
◎◎123D・江差発函館行き普通◎◎ (湯ノ岱845→1021函館) 昨夕に来た道を戻る。天の川の橋の上からは魚が泳いでいるのが見え、きれいな川であった。車もほとんど通らず、やはり静かな朝の風景を味わいながら歩く。少し早めに着いてしまったので、湯ノ岱駅の待合室で汽車が来るのをしばし待つ。 | |
(駅名標) | (踏切は一旦停止) |
江差方から先に123Dが入線してきた。運転士さんから受け取ったスタフを肩にかけ、駅員さんが駅本屋へ歩いて行く光景がここの日常である。この123Dは函館発江差行き普通の120Dの到着を待って、CTC制御による信号が変わると発車する。 | (スタフは駅本屋へ) |
(123D湯ノ岱発車) | (天の川) |
(列車後部) | 車内の乗客は全員で5名ほどであり、これが江差線の現実なのである。常に採算とか費用対効果とか、お金にばかり目を向けられる現代。“無駄”というものが認められなくなった。でもこれは本当に無駄なのか。どこかのCMではないが、お金には変えられないものがあるような気がする。・・・とつぶやいているのは、おそらく鉄道旅が好きな人種くらいなのだろうか。 |
(クロスシート) | (江差線の車窓から) |
(木古内川橋りょう) | (木古内駅の山側1) |
木古内駅に近づくにつれ、現代の空気を感じる。江差線の上を通ろうとしている高架橋の工事、木古内川を渡ろうとしている橋りょう。木古内駅の山側では新幹線駅の工事が盛んに行なわれていた。 | (木古内駅の山側2) |
(列車の監視要員) | (木古内駅の五稜郭方) |
(札苅) | (運賃表示器) |
◎◎ お ま け ◎◎ | |
函館駅からは汽車を乗り換え、普通列車にて北上した。七飯を出ると、下りの優等列車は藤城線と呼ばれる高架橋を通り、勾配のゆるやかな線路を通る。半分以上の普通列車は渡島大野、仁山を経由する線路へ進む。 線路の左側に広大な更地が見えてきた。ここが将来、新幹線の車両基地になるところである。 | (青春18きっぷ) |
(新幹線の工事1) | (新幹線の工事2) |
(新幹線の工事3) | 昨冬見たときよりも高架橋の数が多くなっていたようだ。車両基地の基礎の工事だろうか、徐々に建設機械が目立ち始めている。渡島大野駅の駅舎や駅構内における工事はまだ進んでいない。新幹線ホームに在来線が乗り入れることも想定されているようであり、今後の行方が気になるところではある。 |
(新幹線の工事4) | (新幹線の工事5) |
(渡島大野駅) | (危険品庫) |
* * (2011/09/03)夏の津軽海峡物語3 * * |
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