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* * (2012/01/27)厳冬の北東北をゆく2 * *
* * (2012/01/26)厳冬の北東北をゆく1 * * | |
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◎◎ 八戸港フェリーターミナル〜本八戸駅 ◎◎ 外に出ると、やっぱり雪が無い。所々凍っているが、やはり東北地方の太平洋側である。今乗ってきた苫小牧〜八戸の航路は昨年春の東日本大震災で運休となり、しばらくの間、航路を苫小牧〜青森間に変更していた。暗くてわからなかったが、一目見ただけではどれだけ津波の被害があったかわからなかった。ターミナルには最寄りの避難場所の掲示があった。 | |
以前に八戸駅から八戸フェリーターミナルまでタクシーを使って訪れたことがあった。今回はその逆、しかも八戸線の本八戸駅まで歩いて行くのはなんとも不安だ。事前に地図を印刷したり、ターミナルの地図を暗記したり、ちょこちょこ準備だけはしていた。 いざターミナルを出てみると、道路が真っ暗だった。街灯はあるものの、昨今の節電もしくは自治体の歳出削減の影響か、全く点灯していない。せめて何本かおきにでもつけてくれればありがたいのに。大型のトラックが行き交う真っ暗な道路を一人で歩くのはこれで終わりにしたい、と思った。 | (八戸港フェリーターミナル) |
しばらくして八戸臨海鉄道線を過ぎたところで左折。そのあたりから徐々に吹雪いてきた。今回の遠征はほんとについていないようだ。馬淵川を渡るころには少しおさまったようだったが、川の上は吹きっさらしで寒い。 もう少し時間があれば24時間営業のマクドナルドにでも寄ってあったかい紅茶を飲んで行きたかったが、今はそれほどの暇がない。歩くこと約1時間、無事に本八戸駅の明るい光が見えてきた。 | |
(臨港1号踏切) | (新大橋) |
◎◎422D〜1525D・鮫発青森行き普通◎◎ (本八戸612→三沢654) 本八戸はみどりの窓口があり、1面2線の交換駅である。北海道でいうと、学園都市線に似ているかもしれない。とりあえず指定席券売機で三沢までの乗車券を買ってみる。本八戸から八戸までJR八戸線で180円、八戸から三沢まで青い森鉄道線で550円、合計730円也。直通の列車はあるものの、第三セクター化は実質的に値上げである。 三セク化されてから、八戸駅ではJRの接続が残っているにもかかわらず、何故か新幹線からの在来線乗換口が廃止されたと聞く。平行在来線は各方面で難しい問題を抱えている。 | |
(本八戸駅) | (かもめさんその1) |
駅構内ではこんなものを見かけた。街を歩いていた時は暗かったせいもあり、途中で地震の被害を感じることはなかった。こういったもので後世に伝えていくのは大切かもしれない。 | |
(かもめさんその2) | (かもめさんその3) |
(本八戸駅前) | (422D本八戸到着) |
冷えきった身体はあったかいりんごジュースに限る……って、こんなもん売ってるんだ。八戸で方向転換となり、旧東北本線を北上する。「はつかり」や「スーパー白鳥」から見ていた風景と何ら変わりはない。駅の表示が少し変わっているくらいで、ほとんどが元の東北本線のままのように見えた。 | |
(あったかいりんごジュース) | (サボ) |
◎◎ 青い森鉄道三沢駅〜十和田観光電鉄三沢駅 ◎◎ 青い森鉄道三沢駅の1番線、古い観光案内の看板がまだ残っていた。「東北本線」の文字に、まもなく無くなるであろう十鉄線。東北本線の南側は「上野」となっている。かつては上野駅から夜行列車に乗り、十鉄線へ乗り継ぎ、更にバスで十和田湖へ向かっていたのだろうか。 | |
(青い森鉄道三沢駅構内) | (十鉄三沢駅駅前) |
(十鉄三沢駅の駅そば) | (十鉄三沢駅構内) |
ここも見た目は東北本線時代と大した変わらない。平日だから学生の姿ばかりだ。早速十鉄三沢駅へ行ってみると、こちらも学生ばかり。古い待合室は学生に占拠されていた。すでに暖簾があったので、駅蕎麦を食した。 元の国鉄(JR)線、今の青い森鉄道線から十鉄線への乗り換えは、一旦改札口を出て橋上駅舎を通り外へ出るので、ホームからホームまで5分くらいはかかってしまう。朝食の後、自動券売機で往復きっぷを購入。駅員さんに改挟を入れてもらって、いざ十鉄電車に乗ると、やはりすでに学生の世界であった。社会人の姿はほんの2,3人といったところだろうか。 | |
(十鉄三沢駅駅舎) | (三沢駅の乗換口) |
(三沢〜大曲の往復乗車券) | (十鉄三沢駅改札口) |
* * (2012/01/27)厳冬の北東北をゆく3 * * |
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