このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

2016年6月【福岡・熊本】
豊前街道その1

久しぶりに旧街道シリーズ。
熊本城のそばの「札の辻」から、豊前街道、豊後街道、日向往還、薩摩街道と、4つの街道が延びています。
豊前街道は、熊本から北上して長崎街道と合流して小倉まで結ぶ道で、一般的には薩摩街道と呼ばれているそうです。
長崎街道との合流点まで、2回に分けて走ってみることにしました。

ネットで調べると、国道3号に沿っているというわけでもないようです。
熊本市内から折りたたみ自転車で出発。
まず、熊本城から県道303号を走って、国道3号へ合流。
右に「御馬下の角小屋」という立派な建物。
殿様の休憩所で、江戸時代末期の建物らしいです。

植木町は国道東側の旧道を走り、それから県道3号へ。
熊本に来て最初に走った「ゆうかファミリーロード」と交差した先で、右へ曲がり県道119号へ。
再び国道3号に合流して山鹿市街へ入り、国道443号へ左折。

横穴群を右に見て登っていくと、七里木の標識。
このあたりは山の中の走りやすい道です。

やがて、はぜ並木の道へ。
細川藩が植えたものが残っているらしいです。

しばらく走ると腹切坂。
かなり急な坂です。
腹切坂のいわれは、説明板にあったけど、色々あったらしい。
復元整備されて、歩きやすい道になっています。

菊池川に近づいたところで、道に迷って、かなり遠回り。
九里木の標識を過ぎると肥猪町。
ちょっとした宿場町の町並みでした。

続いて南関町。
関所があったらしいけど、場所はわかりませんでした。
御茶屋跡の建物があって、江戸時代からの現存らしいです。

南関からは、国道443号で瀬高へ。
矢部川を渡ると、広い公園があったので、公園の遊歩道を走って、筑後船小屋駅から新幹線で帰りました。

ネットで調べた地図を見ながら走ったけど、地図が略図だったりデフォルメされていたりしてわかりにくく、何カ所も迷ったり間違えて引き返したり、旧街道でない道で通過してしまったりと、なかなか難しいですね。
雰囲気が良かったのは、山鹿から南関までの間の道。

このルートでは、西南戦争の官軍や薩軍の墓地が目につきました。
官軍墓地は何カ所かあって、どれも立派なきれいに管理されていたのに対し、薩軍の墓地は1カ所しか気づかなかったけど、木や雑草が茂っていて場所すらわかりませんでした。





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