このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

2017年12月【島根】
今福線(未成線)

広島と浜田を結ぶことを目的に建設されたが、太平洋戦争により完成間近で工事中断。
戦後は、一部区間を新ルートに変えて建設が始まったが、これも国鉄再建を受けて中止された。
で、旧ルートと新ルートの両方の予定地跡を歩いてみた。

旧佐野小学校に車を置いてスタート。
まずは旧ルート。

線路予定地は道路に転用されていたり、藪になってたり、通行禁止になっていたりと、歩けない部分も多いので、川沿いの道路を進む。
橋脚だけ残っていたり、アーチ橋がそのまま残っていたりしていた。
一部のアーチ橋とトンネルは立ち入りができたので歩いてみた。
今福第一トンネルの手前、4つの橋脚群が残っている場所まで行って折り返し。

旧佐野小学校に戻り、今度は逆方向へ向かい、新ルート跡へ。

旧ルート跡の別名「おろち泣き橋」は4連アーチの下のある場所に立つと「おろち」が泣く声が聞こえるというもので、確かに水が流れる音が響いてそのように聞こえた。

その先で、新ルートの予定地へ入る。
旧ルートと違って、まっすぐに路盤が延びている。
しばらく進んだところのトンネルから先は立入禁止になってるので引き返す。

ここまで工事が進んでいたのだから、完成させればいいのにと思うけど、工事を続けるのも無駄だし、難しいね。





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