このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
C62型蒸気機関車は、東海道本線や山陽本線等で特急列車を牽引するという栄光の機関車でした。電化が進んだ蒸気機関車の終末期、国鉄は雪と美しい自然とC62重連という素晴らしい演出をしてくれました。
小樽築港機関区機関庫内のC62の2号機です。防煙板に「つばめ」のマークが装飾されています。(昭和43年10月撮影)
稲穂峠を一気に駆け上がる上り急行「ていね」。(昭和43年2月撮影)
稲穂峠を越えた上り急行「ていね」は、小沢駅停車も間もなく次の倶知安峠に向かいます。残念ながら、前補機の蒸気で本務機は隠れてしまいました。
堀株川の雪坊主が印象的でした。この周辺は、作成者お気に入りのポイントで、画像も多数掲載しています。(昭和43年2月撮影)
小沢駅発車後、堀株川を渡る上り急行「ニセコ」。昭和43年10月「ていね」から「ニセコ」へと改名しました。(昭和45年1月撮影)
小沢の町を背景に倶知安峠に向かう上り急行「ニセコ」。(昭和45年1月撮影)
小沢駅発車後、倶知安峠の急こう配に拘わらず、C62重連の圧倒的な牽引力で加速する上り急行「ニセコ」。(昭和45年1月撮影)
倶知安峠を駆け上がる上り急行「ニセコ」。SLファンを魅了したこの列車も、昭和46年9月、DL牽引となり、C62はその役目を終えました。(昭和45年1月撮影)
間もなく倶知安峠頂上の上り急行「ニセコ」。北海道の美しい雪景色の中を信じられないスピードで駆け抜けていきました。(昭和45年1月撮影)
急こう配と急カーブが連続する長万部・小樽間最大の難所上目名を行く上り急行「ニセコ」。(昭和46年3月撮影)
吹雪をついて驀進する上り急行「ニセコ」。この写真は長期間未整理だったため、撮影地を確定できませんでした。(昭和46年3月撮影)
長万部駅で上り急行「ニセコ」の前補機の役目を終え、夕日を背に受けて、下り急行「ニセコ」の前補機として待機するC62の3号機。(昭和45年1月撮影)
二股・蕨岱間、夕暮れを急ぐ下り急行「ニセコ」。二股川橋りょうにC62の美しいシルエットが流れます。(昭和46年3月撮影)
倶知安駅停車中の下り急行「ニセコ」。水や石炭を補充し、満を持して発車合図を待つ2両のC62。この先は雪と闇の倶知安峠です。(昭和45年1月撮影)
雪が降る倶知安駅を発車する下り急行「ていね」。汽笛2声、発車直後に空転音、間もなく再び空転音、足並みを整えながら加速していきました。
この列車を目撃し、証言者になれたことは幸運でした。(昭和43年2月撮影)
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