このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

名古屋発名古屋行きその2(飯田線経由)

ここからは飯田線で豊橋へと向かう。10時34分、岡谷発天竜峡行きの119系列車が入線。

↑辰野駅駅名標。                         ↑辰野駅に進入する119系。

10時39分に発車。車内は適度な込み具合で、地元の人が多かった。時刻表を開き、今後の予定を決める。飯田発13時42分発の特急「伊那路」に乗る予定で、その列車に乗るには一本あとの列車でも間に合うのでどこかで途中下車する事にした。そして、駒ヶ根で降りることにしていったん時刻表を閉じる。辺りは田園風景が広がっている。11時13分、伊那市に到着。伊那谷北部の中心の駅である。ここでは手製の水車がまわっている。そして再び走り出す。チョコチョコと停まり、町並みに入ると11時33分、駒ヶ根に着く。ここで下車。

↑駒ヶ根駅を発車する119系。                  ↑駒ヶ根駅駅舎。

駒ヶ根。ここに来るのは2度目である。1度目は2001年の正月、家族でのスキー旅行の帰りに中央道で渋滞に巻き込まれ、家へ帰るのをあきらめてこの町に泊まったのである。そのときはそのホテルに似たような境遇の人たちが泊まっていた。そして今回は観光をすべくこの町にやってきたのである。しかし、待ち時間が1時間しかないので駅の売店でそばと五平餅を注文(ソースカツ丼は売切れだった)。それらを食べているうちに時間が来て12時26分、再び列車に乗り込み飯田へ向かう。

←駒ヶ根駅に到着する115系長野色飯田行き。

ボックスシートを陣取り車窓を眺める。途中田切駅に停まる。この駅はΩカーブの途中にある駅として有名である。このΩカーブというのは、その昔、鉄橋工事を最小限にとどめるために川の上流の川幅の狭いところを通そうとしてわざと大回りにしたカーブの事で、カーブの形はその名のとおりΩの形をしている。なお中央アルプスはあいにく曇っていて見えなかった。やはり晴れている時に乗ったほうがいいようだ。なお途中地元の人による車内販売!があった。

ふと気づくと列車は飯田駅に到着していた。駅員がホームから列車の窓をたたいて起こしてくれたのである。次に乗る特急伊那路は13時42分発である。慌てKとともに一番線に停車していた伊那路の車内へと乗り込む。接続時間が5分しかなく、おまけに寝ていてので実質3分ほどだったであろう。我々が乗り込むとすぐに発車した。車内はガラガラで、一番前の座席を1人で2人分占領し、車掌から中部天竜までの自由席特急券を買う。列車は快調に飛ばし、14時59分、中部天竜に着く。

←車内から撮った小和田駅。この駅については  こちら

中部天竜では10分接続で普通列車の豊橋行きに乗る。その間に佐久間レールパークを大急ぎで見学(Kが一列車遅らせてもっと見学したいと言ったが却下)。そしてその列車に乗り込んで、豊橋へと向かった。あとは名古屋へ帰るのみである。

                             おわり

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