このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
新所原入り口から、湖西連峰を北へ2時間半ほど行くとイヌツゲの群生林がある。そこは曲がりくねった枝のイヌツゲが集まった異様な森、魔法の森である。 そして、離れ離れになっている三角点、仏石、寒葵
魔法の森
(合成写真)三角点、仏石、寒葵の花が集まっ てきたイヌツゲの林
の花が一緒になることができる幻想の世界でもある。
三角点はイヌツゲの林の少し先にある。 三角点は山を歩くものにとっ て、会うたびに「やあー」と、声をかけたくなる親しい友であるが、ここの四等三角点には特別な思いがある。仏石はそのまた少し先にある。仏が一 緒に並んでいるように見えるので、勝手に「仏石」と名づけている。本当の名前ではない。でも、そのそばを通る時は、つい手を合わせたくなる。寒葵の群生地は、 やはりイヌツゲのむこう、道を少しはずれた所にある。寒葵の花は 、暗い茶紫の不気味な花なのに、不思議な魅力がある。地中に咲いていることが多い。掘り出すごとに、様々な顔を見せる魔法の花である。
イヌツゲの林は幻覚を引き起こすような異様な林である。ここに 三角点、仏石、寒葵の花が集まって魔法の森が完成する。
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