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ED74、ED75、ED79のページ  
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ED74
ED74 2:マイクロエースの最新鋭機

マイクロエースが2004年に発売した新鋭機です。
北陸本線時代と九州に移ってからの2種が製品化されました。
北陸時代の姿からスノープロウを外せば九州時代の姿になるはずですが、
スノープロウと線路の接触を避けるためか、北陸時代仕様ではスノープロウの上下寸法が短めです。
しかしそれを除けば、見事な塗装、細密な屋根上表現、形の良いパンタ、標準装備の開放てこ、
安定した走行性もあって、かなり良い出来の製品だと思います。
新品をネットオークションで半額で手に入れたものですが、
もちろん、EF70と競演させたいので、北陸時代仕様です。
オーバースケールなホィッスルと信号炎管はKATOのASSYパーツに交換し、
また、片エンドのカプラーをKATOカプラーアダプター化しています。

ホィッスル、信号炎管、カプラーを交換した前面付近

ED75
ED75 :トミーナインスケール時代からの香港製。出来云々以前に、とにかく懐かしい。。。

2005年秋、中古模型ショップで発見した、TOMIX香港製のED75です。
まだトミーナインスケール時代、同社が本格的に国鉄形に進出した際、最初に出した電機で、
TOMIXブランドになってからもしばらく生産が続けられていました。
スケールよりもかなり幅の広い車体、似ていない顔、凹凸の全くない車輪側面、
騒々しい動力、鮮やか過ぎる赤・・・
発売された当時、期待していただけに、かなり落胆したことを覚えています。
ただ、この製品はTOMIXブランドになって以降の末期のロットで、
初期ロットにあった不自然な色差し(Hゴムや飾り帯が白く塗られていた)はなく、
走りも比較的滑らかでした。
その上格安だったもので、つい、興味本位で購入してしまったというわけです。

実感的な他製品に混ざると(或いは同時代のKATO製品と混ざっても)、物凄い違和感を覚えますが、
これはこれでいいのではないかと思います。
ただ、実用面を考えて、カプラーだけはKATOカプラーに交換しています。


側面は前面ほどの違和感はないけど・・・フラットな側面の車輪、固定用ボス丸見えの乗務員扉が変


この2つは、比べるのは酷というもの!?・・・・まぁ、同じTOMIXですから(笑)

ED75 91:今は亡き「永大」の名機を現代風に復活



もとは中古模型ショップで偶然見つけたものです。
永大は20年も前に倒産しているので、こんなものを見つけられるとは思いませんでした。
オリジナルのケースはなく・・・KATOの汎用ケースに入っており、ぱっと見メーカー不詳、格安でした。
今でも充分に通用するプロポーションは最高なのに・・・試運転させると走行性は最悪でした。
そこで購入後、分解、徹底清掃、ギアへのオイル注し、長時間の慣らし走行を行い、
まず走りを復活させました。

その後、 現代のパーツを使って見た目を向上 させています。
主な使用パーツは、KATOのED75用スカート、TOMIXのED75用パンタグラフ、
TOMIXのED75用前面ガラスです。
その結果、かなり格好いいED75となりました。

ED75 91:同じく永大製、しかも新古品

こちらの永大機は、ネットオークションで手に入れたものです。
上のロコが非常に悪い状態だったのに対し、こちらはオリジナルケース入りで、
なんと中のビニールまで付属!している美品・・・というよりほとんど新古品に近い状態でした。
オリジナルのパンタも壊れてないし、走りも永大独特の音で、快調です。
なので、手を入れるのがもったいなくなってしまい、このままオリジナル状態で活躍させるつもりです。

しかし、永大オリジナルのED75にはひとつだけ???なことが。。。。
前面窓をよく見ると、ワイパーが下から生えているんです。
窓ガラスが上下逆なのではないでしょうか・・・?(笑)

永大オリジナルのパンタ

ED75 91:さらに永大製、新品デッドストック品

OKIの影響で永大製ED75を気に入った私、これはさらにネットオークションで「新品」を落札したものです。
買ってからずっとしまってあって、走らせていなかったものだとか!
確かに状態は上の新古品よりもさらに綺麗で、全く走行させた形跡がありません。
パンタも車輪もメッキはピカピカだし、屋根上機器も色褪せなどなく、埃や傷も皆無です。
全く慣らし運転をしていないせいか、当時のオイルが劣化しているせいか、走りは少々固い感じですが。
このままの状態で保存するのは、こっちにしようかな。。。

ED75 91:さらにもう1両、永大製美品を手に入れちゃいました・・・

OKIほどには永大のED75に思い入れがあるわけではなく、増備する予定はなかったんですが、
中古模型ショップで格安美品を見つけてしまったのが、運の尽きでした。。。
そのまま知らない誰かに買われていくのも、何かしのびなく感じ、私が引き取ってしまったのです。
安かった割りに、使用感が少ないよい状態で・・・結果としてはラッキーだったと思います。
・・・ということで、永大製ED75の在籍数が増えてきたので、
この1両は手を入れ、何かしらの加工をしようと思います。

ED75 1019:コイツもグッドプロポーションなTOMIX製

ネットオークションで手に入れた、TOMIX機です。
さすがに永大より20年も後の製品とあって、ディテールはシャープになり、
寸法もスケールどおりになっています(永大製は若干長い)
動力はTOMIX得意のスプリングウォームなので、走行時にはジャーという音を発します。
特にこの固体は、走行音は大きめでした。
また、残念なのはスカート。
スノープロウとカプラーが台車マウントなので、当たりを避けるために、
カプラー開口部が大きめで、上下寸法が短めなのです。
KATOのED75用に交換すれば、見た目を改善できるのですが。


ED753態。左より、永大、永大+TOMIXパンタ+KATOスカート、TOMIX1000番台

ED75 1015:トミー75周年記念限定品を見つけました

実物にも似たような塗色はありますが、側面の書体が異なり・・・これはフリー。
トミー75周年記念品として限定発売されたロコを中古模型ショップで見つけました。
元箱なし、ナンバーなし、パンタ破損だったので、もちろん格安です。
EF65やEF81のレインボー機と同じ塗り分けにしているので、通常より明るく鮮やかな赤になっています。
実在してもおかしくない雰囲気なので、ぜひともレインボー客車を牽かせてみたいですね。
こんなものがひょこっと出てくるのも、中古模型の醍醐味と言えましょう。
ナンバーは手持ちの余剰を貼り、パンタは自分で直しました。
尚、ディテールや走行性は同社のED751000やED79と、何ら変わりありません。


EF651000レインボー機と。赤の色合いが違いますね。ありゃ・・・ED75のパンタが外れかかってる。。。

ED76

ED76:TOMIXのJR貨物更新色、九州専用機の入手は初めて

中古模型ショップにあった、新古品です。
節操なく車両を集めている私も、基本的に・・・地区は本州に限定していました。
なので九州型の赤い電機は今まで購入をしていません。
しかしこれは、黒いHゴムの仕様が格好良く思えたし、
価格が安いこと、希少性があることなどから、ついつい衝動買いしてしまったものです。
製品化が旧いため、正面窓間の柱が無塗装だったり、高圧配線がグニャグニャだったり、
不満点もあるので、いずれは加工するつもりです。
JR貨物更新車なので、コンテナ列車担当が主要な任務になることでしょう。
なんだか、グニャグニャなんですよ。。。

ED79
ED79 2:旧製品ですが・・・ほぼ新品が格安で

中古模型ショップに、「ナンバー無し、でも美品」として売られていたTOMIX製です。
ナンバーは後でパーツを入手し、取り付けました。
同社のED751000とほとんど同じ作りで、動力もディテールも共通部分が多いです。
ボディのバランスはとてもいいのに、カプラーが台車マウントのため、
スカートの上下寸法が短くなってしまっている点も同じ。。。
なので片エンドをKATOカプラーに交換する際には、カプラーポケット内に真鍮線を通し、
KATOカプラーをその真鍮線に通した上で接着していますが、
できればKATO製のにスカートごと交換したいところですね。
また、側面フィルターには黒を色差ししてみました。

ED79 7:マイクロエース製重連セットのM車


ED79 106:マイクロエース製重連セットのT車


手前が0番台、奥が100番台

ED79はTOMIX、KATOとマイクロエースの3社競作となっていますが、
本務機の0番台の他に、補機の100番台まで製品化しているのは、マイクロエースだけです。
やはり重連で長大な貨物や客車を牽く姿は、格好いいものですね。
この重連セットは、ほぼ新品をネットオークションで半額ほどで手に入れることができました。
2両を連結する連結器はKATOカプラーアダプターを加工して取り付けています。
ディテールや走行性は文句ありません。
敢えて難点を言うならば、塗装でしょうか。
屋根上の高圧配線がオレンジ色になっていて、碍子の緑色は鮮やか過ぎるし、
信号炎管は銀色がはみ出しているし・・・
このあたりは色差しで改善したいところです。
あ・・・実車はブロック式ナンバーなのに、平面に車番が印刷されているのはおかしいぞ〜

ED79 14:リニューアルしたTOMIX製は、文句のつけようがない出来でした!


ED79 108:リニューアルでTOMIX製品にも加わった100番台。両サイドでHゴム色が違います


手前が0番台、奥が100番台

2008年夏、TOMIXがED79をリニューアルしました。
リニューアル前の製品も高い完成度を誇っていましたが、
何しろスプリングウェオーム・・・その走行音は決して静かではなかったのです。
だからリニューアル品は動力変更がメインだろうと思っていたら、さにあらず!
全くの新規金型で、素晴らしい製品に仕上がっていたのです。

手すり、開放テコの別パーツ化、すっきりとなった標識灯、はめ込みの美しいHゴム、
重心が低く安定した台車、実感的なナンバープレートなど・・・
とにかくまず、その見た目が素晴らしい。
旧製品と並べてみると、進化の程度が半端でないことがわかります。

個人的には、国鉄時代ではなくJR時代の姿になっているのが残念です。
また、今回TOMIXとしては初めて100番台も作り分けたので、
実物どおりの重連運用も組めますが、100番台はトレーラーでもよかったようにも思います。

ところで、100番台のアンテナのないサイドのHゴムは灰色でした。
0番台や、100番台の他の部分が全て黒Hゴム化されていたので、一瞬「おや?」と思いましたが、
実物もこうなっているんでしょうかね。


左写真:左がTOMIX製旧製品、右がマイクロエース製0番台。色合いがかなり違います。
右写真:屋根上表現の比較。手前がマイクロエース、奥がTOMIX。
 色使いに差はありますが、ディテールはさほど違いません。


左写真:左がTOMIX製旧製品、右がTOMIX製リニューアル0番台。
 EF71でもそうでしたが、標識灯の別パーツ化で表情がよりリアルになったことがわかります。
右写真:手前が旧製品、奥がリニューアル品。
 もともとスッキリした屋根上なので、差異は少ないようです。


左写真:左がTOMIXリニューアル100番台、右がマイクロエース100番台(Hゴムがグレーの側)。
 マイクロエースの場合、赤い塗装が鮮やか過ぎるのが弱点です。
右写真:手前がマイクロエース100番台、奥がTOMIXリニューアル100番台。
 よく見ると扇風機カバーの大きさが異なります。


下からTOMIX製旧製品、マイクロエース製0番台、マイクロエース製100番台。
TOMIXとマイクロエース、長さをはじめ、大きさはほぼ同じです。








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