このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

昔の線路






レールの汚れや錆びの対処は、どうしていますか?

お座敷運転の線路を敷き終わり、いざ試運転を始めたら、あっちでストップ、こっちでギクシャク・・・・
そういうときは、動力車よりも、レールの汚れや錆びが原因であることが多いのです。

レールをきれいにするためには、クリーナー液で拭き掃除する、
耐水ペーパーで磨く、市販のクリーニングカーを走らせるなど・・・
いろいろな手段があるかと思います。
しかし前二者は何よりメンドクサイし、後者はクリーニングカー自体が高価、という弱点がありました。

私の場合はクリーナー液を染み込ませたティッシュでフキフキすることが多いのですが、
こびりついた汚れや錆びはその程度では完全には落ちないことも多いし、
敷き詰めた線路に沿って掃除して周るというのは、とにかく骨が折れます。

そこで・・・ときどき走らせることにしたのが、簡易クリーニングカー。

早い話が耐水ペーパー付の動力車を走らせて、線路をリモートで磨いてしまうというもの。
市販のクリーニングカーも同じ発想ですが、
手持ちの余剰動力を使うので、予算は耐水ペーパー代だけで済むところが違います(^-^;
私が用いているのは、昔GMキット用に買った近鉄動力(エンドウ製)を再利用したもので、
床下機器に細く切って円筒状にした耐水ペーパーを貼り、走行させるだけです。



エンドレスを何周かさせれば、あっという間にきれいになり、
いつも同じ場所でぎこちない動きをしていた動力車も、スイスイとなります。

線路にペーパーをかけることに抵抗がある人も多いと思いますが、
TOMIXが売っていたクモヤ193タイプのクリーニングカーは、
金属ヤスリを逆回転させて線路を削っていた ものだし、
西ドイツ(当時)アーノルトにも、ヤスリを押し付けるタイプのクリーニングカーが存在しました。
ですから、軽く表面を擦るくらいなら、さほど神経質にならなくてもいいんじゃないかと思います。
同じような発想で、床下に貼りつけたウレタンや脱脂綿などにクリーニング液を染み込ませ、
運転させることもできますしね。

もし、余った動力があったらお試しください。
簡単で安上がりで、効果は抜群です。







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