このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

永大製EF651000のグレードアップ!その1




左:永大製オリジナルの姿(前オーナーによる色差し多数)
右:KATO製のASSYパーツで武装途中の姿(台車塗装前)

*プロローグ
それは1980年頃のことです。
とある大きな模型屋で、永大製のEF651000の新品が、大量に安売りされていました。
当時まだKATOの1000番台すら持っていなかった私、その安さ(確か1900円くらい)に惹かれ、
なんとなく興味本位で購入したのです。
ところが・・・KATOに比べてディテールの甘さ、走行性の悪さ、塗装の悪さなどばかりが目に付きます。
そのとき持っていたKATOのEF65500にボディを載せたらどうだろう?などと思ってみたものの、
なんと!長さが合いません!・・・・(KATO製品が長いということをまだ知らなかった・・・)
結局、バラバラに分解したまま放置し、そのまま復活させることなく、捨ててしまったのです。
以降も箱だけはずっと残っていて・・・その箱を見るたび、機会があったらまた手に入れてみたい、
そう思いつつ、月日は流れていきました。

それから20年以上が経ったある日、ネットオークションで、
ついに永大製EF651000を手に入れる事ができたのです。
それまでもときどき出品されることはありましたが、いつもOKIが持って行ってしまうもので・・・(^-^;
でも、ネットオークションって便利ですよね。こんなものも手に入るんですから。

さて、届いた製品を見ると・・・これが昔のような嫌悪感を抱くどころか、懐かしくて感動する事しきり。
走行性やディテールなど、「こんなによかったっけ!?」って感じです。
ただ、前オーナーによる色差しが各所に見られたのはちょっと残念でした。
ならばいっそのこと、最近のKATO製品にも負けないくらいにグレードアップしてやろう!と思い、
改造を決心したのです。

今回のの主目的は、「最近の姿にする」と言うことにしました。
旧い製品を敢えて今の姿にすると言う・・・いかにも天邪鬼的な発想です。
そのためにはKATOのASSYパーツを駆使して、
JR貨物の新鶴見機関区で良く見る姿をこれを目指すことにしました。
特定機を模型化するのではなく、自分の好みを反映させることにしました。

*前面周辺を細密化

まずは簡単なところで、モールド表現されていた信号炎管とホィッスルをカッターで削り取り、
ASSYパーツを取り付けてみました。
ホィッスルのモールドはスケールよりもかなり大きかったので、
ASSYパーツに交換すると・・・・モールドを削った痕が結構目立ってしまいましたが・・・・
そこは後で青をタッチアップして目立たなくさせることにしましょう。


続いて、正面手すりのモールドを削ります。
周囲を傷つけず、しかしできるだけギリギリまで削る必要があります。
カッターが滑らないよう、指で押さえて慎重な作業をしました。
でも既にこの作業はKATOの後期型で経験済み。
なので意外と大胆にやることができました。
この写真くらいまで削っておけば、手すりを付けた後に塗料をタッチアップすることでることで、
ほとんど目立たなくなります。


続いて行なったのは避雷器・・・これはかなり大変でした。
何しろ周囲に細かいモールドがあるし、すぐ隣には扇風機カバーがあるし・・・細心の注意が必要なのです。
しかも!このモールドもかなりオーバースケールなので、
スケールに忠実なASSYパーツ化すると、削った痕が目立ってしまうんです。
ここも、最後に色差しで誤魔化すとしましょう。

次に・・・永大製品では省略されている、一位側のジャンパー栓を付けます。
これはASSYパーツを買い求めたのではなく、KATOのPF前期型の余剰パーツを使いました。
これにはなぜか後期型用のジャンパー栓も付いてるんですよね。
正面のステップをカッターで適当に欠き取り、足を切断したASSYパーツを接着しました。
これで一気に1000番台らしくなりますね。
実はこのジャンパー栓を付けることは忘れていて、OKIに言われたんですけど・・・(^-^;

ところでここも上面を、後で青く塗らないといけませんね。


さて・・・ピンバイスで穴を開け、手すりを付けてみると・・・うーーん、いい感じです。
ここまでできたところでしばらく眺めてしまい、一時工作は中断です。

*パンタとスカートの交換、ヒサシと台車の塗装

次にパンタを交換しました。
永大のパンタはかなり武骨で、実感的とは程遠いのですが・・・
OKIが言うとおり、架線集電ができるような作りをしています。
これはこれで保存しておいてもよいのですが・・・・
他を細密化していくに従い、どんどんアンバランスになってきたので、交換することにしました。
永大のパンタは、6箇所もの穴を使ってかなりがっちりと取り付けられていました。
それに対してKATO製のPS22は、中心付近に2つの穴を開けるだけです。
しかも両者の寸法が微妙に違うため、KATO製パンタに交換後、
足付近に元の穴が残ってしまいました。
この穴も、どうにかしないといけませんね。

おっと・・・スカートも交換しなければいけません!
永大のスカートは、台車マウントされたカプラーの当たりを避けるため、
上下方向が短く、不恰好・・・ありがちな形態をしています。
しかし幸い、永大製のスカートは簡単に取り外せるので、例によって KATOのASSYスカートを改造 し、
ボディとダイカストの間に差し込むことで、簡単に装着できました。


ここでついでにヒサシ上面をクリーム色にしましたが・・・かなりはみ出してしまいました。。。(^-^;
そもそも永大の1000番台は、ヒサシの長さが短すぎます。
横から見ると哀しいくらいに。
KATO製ボディからヒサシ部分だけ拝借して交換するか、継ぎ足して仕上げるか・・・・
何かしら考えないといけないところですね。
塗装のはみ出しは、そのときにどうにかするとしましょう。

次に行なったのは、台車の塗装です。
永大製品は、本来黒であるはずの台車が、茶色がかった濃いグレーになっています。
なんとも違和感のある色です。
ED75はそのままにしていましたが、今回は台車をバラバラに分解し、艶消し黒で吹き付け塗装しました。
これでかなり落ち着いた感じになったかと思います。
また台車をバラした際、ついでに内部を清掃するとともに、
OKIのアドバイスに従って、輪心も黒くしてみました。
すると・・・下回りがこのように引き締まりました!


*一休み
さて、今回はここまでです。
多用したASSYパーツの効果もさることながら、
スカートの上下寸法が変わると、印象を大きく変えてくれるとあらためて実感しますね。

この後さらに、JR時代を表現するため、無線アンテナ、JRマークの取り付けも行い、
ナンバー取り付け、塗装の仕上げをして、貨物列車牽引に活躍させる予定です。

何しろ、走りと見た目は、当時のKATO製よりもいいくらいなんですから(笑)
(続く)


左が改造前、右が改造後。






このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください