自由型DLのページ
DD51タイプ
:動力機構にはお金がかかってます
かつて('80年代)にTOMIXが製品化していたC57はテンダードライブ式で、
KATOの蒸機に比べてディテールも走行性も悪く、すぐに廃品種となってしまいました。
せっかく開発した動力をおしまいにするのはもったいないとでも判断したのか、
その動力を流用して誕生したのが、このフリーランスです。
DD51タイプと名乗っている割には、足元はDE10っぽいし、目玉は丸く(これは1号機を意識?)、
・・・・まさしく正体不明です。
これは中古模型ショップのジャンク箱に格安で転がっていたものを、救出したもので、
さすがはお金をかけただけあって、快調に走ってくれます。
清掃ついでにKATOカプラーを奢ってみましたが、
他にもちょっとディテール追加すれば、なかなかいい感じになるかもしれませんね。
DD12
タイプ:マイクロエースが延々と造り続ける3軸フリーランスロコの1種
実車は戦後進駐軍が持ち込んだロコを国鉄に編入し、DD12という形式にしたものだそうです。
どうせならスケールモデルにしてほしかったところですが、
高くそびえるボンネットや台形のキャブなど、実物の雰囲気をなかなか上手く再現していると思います。
とは言え、私は実車を見た記憶はありませんが・・・
ネットオークションで手に入れたほぼ新品ですが、
20年前に手に入れたED11タイプやED91タイプと、基本的に同一構造で、
同じような走りをしてくれたのは、妙に懐かしかったです。
なかなかいい雰囲気のボンネット周り
自由型C型DL
タイプ:息の長い香港製・・・見た目を大改造!
いずれも、左が最終形態
米国BACHMAN社が香港で生産している自由型DLで、
かつてTOMYがナインスケール時代に自社ブランドとして扱っていました。
日本型と言うにはちょっと苦しいデザイン、オーバースケールな上、粗くて玩具っぽいディテール、
安定しない走行性能・・・と、まぁそれなりの製品だったので、当時の私は買いませんでした。
最近になって全く同じものが、「三ツ星」ブランドで販売されたので、
ご存知の方も多いのではないでしょうか?
そんなC型DLを、中古模型ショップのジャンク品で見つけました。
ケースがないので確実なことは言えませんが、車輪やボディが綺麗でそこそこ走行できる状態だったので、
最近生産された三ツ星ブランドではないか、と推定しています。
ただ、やはりこのデザインは好きになれず、日本っぽくないので・・・
あちこちに手を加え日本型と言っても通用するよう加工しました。
最初は、軽くディテール追加程度で始めたこの工作、気がついたらディテールを全て作り直すことになり、
最終的には、似ても似つかないものになっています。
でも、どこかその辺にありそうな、好ましいDLになったと思います。
(加工内容は、「
香港製自由型DLを、より日本型らしく
」参照)