このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

モニター窓Hゴムを簡単表現メークアップパーツの有効活用




KATOのメークアップパーツって、どうも気に入りません。
あるひとつのパーツが欲しい場合でも、何種類ものパーツ、
何両分ものパーツが入っている高価なセットを、買わなくてはならないからです。
言い方は悪いですが、このような「抱き合わせ販売」には、納得がいきません。

特にDF50メークアップパーツは、使わないパーツが多すぎます。
そこで・・・他社製品への活用も考えることになります。
長い煙道をTOMIXの茶色機に装着 することは、以前ご紹介しました。
今回は、マイクロエース機へのパーツ活用をご紹介します。
とても簡単な工作です。


左が改造前、右が改造後

*側面フィルタのバラエティを増やす
マイクロエースは高松の特定機を模型化しており、
前面が強化され、ラジエータ冷却器が付いている、個性的なものです。
しかし、側面フィルタはごく普通の3列タイプ・・・・KATO機、TOMIX機と同じです。
そこで、特定機へのこだわりのない私は、フィルタを交換することにしました。

メークアップパーツには、初期の十字型フィルタと、フィルタカバーを外した姿(黒いもの)が入っています。
マイクロエース機は後期の姿なので、十字型フィルタは似合いません。
フィルタカバーを外した姿にすることにしましょう。

マイクロエース製品は、ごく普通のフィルタです

*側面フィルタにKATOのパーツを
まずはマイクロエース機の分解。
ボディをちょっと膨らまして下回りと分離、内側を見てみると・・・
幸い、側面フィルタはボディと別パーツで、運転席の側面窓と一体でボディにはめ込まれています。
なので、運転席窓を残し、フィルタ部分をカット。
ここに代わりにKATOのパーツを利用することにしました。

KATOのパーツをあてがってみると・・・おお、フィルタ単体のサイズ、形はほとんど同じです!
ところが・・・ピッチが異なるようで、そのまま(連続したまま)はめ込むことは不可能でした。
ならばバラバラにしてしまえ!ということで、1個ずつ切り離します。



これで見事にはまります!
まるで、マイクロエースとKATOが共通設計でもしたかのように、大きさ、形状はピタリ!
ボディ側面との段差も全く違和感なく、素晴らしい状態になりました!
まるで加工しなどしておらず・・・もともと製品がこうだったのではないかと思ってしまうほどの姿なのです!
ボディだけの状態でしばらく眺めてしまいました(^-^;

ただ、まだ問題がありました。
KATOのフィルタパーツは厚みが結構あり、そのままでは動力が入らないのです。。。
そこで、フィルタの裏面を出来る限りヤスッて薄くしてみました。
これでなんとか収まります。

ただ、動力固定用の爪がもともとのフィルタパーツにあったため、
ボディは被さっているだけの状態です。
まぁ、実用上は差し支えないでしょう。


左写真:KATOのフィルタを細切れにしてはめ込む
右写真:加工したことがわからない、この仕上がり!

*そして次は・・・
これでまた、DF50のバラエティを増やすことができました。
動力を収めるため、どこが干渉しているのかを見極めなければならず、
それに時間を費やしてしまったものの・・・工作自体はとても簡単なものです。

実にさまざまな形態をしていたDF50なので、メーカー問わず、いろいろな仕様にしたいものですからね。
そういう意味では、メークアップパーツで残った十字型フィルタは、TOMIXの茶色機にピッタリなのですが・・・
TOMIX機のフィルタはボディ一体になっているので、
使用するにはフィルタ部分を全てくり抜かねばならず、かなりの改造が必要になります。
そのうちトライしてみようかしら。。。

などということを考えながら、私は出来上がったEF50をいつまでも眺めていたのでした。

信号炎管とホィッスルもKATOのパーツにしました







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