このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
栄光の国鉄急行列車 |
2010年6月26日新設
くずりゅう〔KUZURYU〕 EC急行
滋賀県の米原から金沢までを結んでいたローカル急行。1966年(昭和41年)12月1日に、東海道新幹線の米原駅から北陸方面への接続列車として誕生、運転区間は北陸本線、米原〜金沢間で、車両は交直両用急行型電車471系6両編成が使用されました。くずりゅうの列車名は、沿線の福井県を流れる九頭竜川に由来します。一足早い、1966年10月1日には、名古屋〜金沢を結ぶ電車急行兼六が、新設されています。
写真は、米原駅で撮影した急行くずりゅうです。1975年に撮影、車両は、この頃は475系が使用されていました。新幹線米原駅からの接続が良いためと、1975年3月改正では、大阪〜北陸間の優等列車が、湖西線経由となったため、急行くずりゅうは、新幹線連絡列車として益々、重要になり、6往復体制になりました。
急行<くずりゅう>475系 米原駅にて 1975年撮影
この写真も米原駅で撮影した急行くずりゅうです。HMは、小羽が使用されていました。その後、1982年11月改正では、特急 加越 への格上げ等により、僅か1往復に減便されました。更に1985年3月改正では、残りの1往復も廃止になり急行くずりゅうは姿を消して行きました。これにより北陸本線の昼行電車急行も、全て姿を消しました。
急行<くずりゅう>475系 米原駅にて 1975年撮影
※掲載されている画像の転用・転載はお断り致します。また著作権等の知的所有権は全て撮影者の方に帰属致します。
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |