このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
栄光の国鉄急行列車 |
東海 〔TOUKAI〕 EC昼行急行 2010年10月17日新設 2012年5月13日更新( 写真追加 )
東京と東海、名古屋方面を結んでいた東海道昼行急行の勇。1955年7月20日に、東京と名古屋を結ぶ客車準急列車として、東海は誕生し、1957年10月1日からは電車化され、80系による3往復となり、一部の列車は、大垣まで足を延ばしました。1958年からは当時新鋭の153系が使用され、そして1966年3月5日からは急行に格上げされましたが、既に開業していた東海道新幹線の影響により、2往復が静岡止まりとなり、1972年3月からは、全列車が静岡までとなりました。
写真は、東京駅に停車するHM付急行東海です。車両は153系低運転台の0番台。Takemasu様が1968年頃、撮影された写真を掲載しています。
急行<東海>153系 東京駅にて 1968年頃 TAKEMASU様撮影
写真は、大船付近を走行する急行東海です。車両は153系低運転台の0番台。1978年頃にToyoshima様が、撮影された写真を掲載しています。
急行<東海>153系 大船付近にて 1978年頃 Toyoshima様撮影
写真は、同じく東京駅に停車する急行東海、車両は153系高運転台の500番台。1974年につうば様が、撮影された写真を掲載しています。この頃は既にHMは取り付けられていませんでした。
急行<東海>153系 東京駅 1974年9月頃 つうば様撮影
写真は、天竜川付近を走行する急行東海編成、車両は165系12連、1984年にCASA様が撮影された写真を掲載しています。この列車の運転は浜松〜東京間で、浜松〜静岡間は普通列車として運転され、静岡から急行東海4号として運転されていました。又、1982年11月改正では、全列車が165系に置き換えられました。
急行<東海>165系編成 天竜川 1984年 CASA様撮影
下の写真は、東京駅に停車する急行東海とそのグリーン車の車内です。この頃は東京〜静岡間の2往復のみが運転されていました。1988年に、CASA様が撮影された写真を掲載しています。
急行<東海>165系 東京駅にて 1988年 CASA様撮影
急行<東海>サロ165-125車内 東京駅にて 1988年 CASA様撮影
その後、急行東海は1996年3月16日に、165系の老朽化により373系電車に置き換えられ、同時に特急に格上げされましたが、2007年3月改正で、この特急東海も廃止され東海は列車名として消滅しました。
下の写真は、清水駅に停車する特急東海です。車両は373系、2006年に、CASA様が撮影された写真を掲載しています。かつて東海道本線の花形急行であった東海ですが、新幹線の開業によりローカル急行となり、晩年、特急に格上げされたもののパッとしないまま消えていきました。
特急<東海>373系 清水駅にて 2006年 CASA様撮影
※掲載されている画像の転用・転載はお断り致します。また著作権等の知的所有権は全て撮影者の方に帰属致します。
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |