このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

国鉄特急


<本州、東北>

ふるさと〔FURUSATO〕 EC特急 臨時特急      2011年6月5日新設 

 首都圏と青森を結んでいた臨時特急。運転区間は下りは上野〜青森間で、上がりは青森〜大宮まででした。東北新幹線大宮暫定開業後の1982年11月15日以降のお盆休みや年末年始の多客時に運転された昼行臨時特急です。特急ふるさとは、東北新幹線開業前に上野〜青森間で運転されていた はつかり のスジで運転され、東北新幹線開業後は盛岡〜青森間の新幹線連絡特急となった はつかり の上野発時代の姿を彷彿とさせました。特急名は里帰りを連想させるふるさとで、山と田畑のイメージのイラストマークも用意されました。

 写真は大宮駅に到着した上がり9022M臨時特急ふるさとです。車両は583系の13両編成、1984年8月にCASA様が撮影された貴重な写真を掲載しています。

d15-1.jpg (36378 バイト)臨時特急<ふるさと>583系 大宮駅にて 1984年8月 CASA様撮影

  同じ列車のモノクロ写真です。特急ふるさとは、東北、上越新幹線上野開業の1985年(昭和60年)3月15日改正で、上野〜盛岡間が直結されると、その役目を終え廃止されました。運転されていた期間が短いため、あまり知られていない国鉄特急です。

d16.jpg (19498 バイト)臨時特急<ふるさと>583系 大宮駅にて 1984年8月 CASA様撮影

  JR化後、2006年〜2008年の年末年始に、上野〜青森間に、583系による臨時夜行特急ふるさとゴロンと号が運転されました。

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