＜本州＞

南紀　〔NANKI〕　DC特急     2007年11月12日更新　2012年2月12日更新

　名古屋方面と南紀を結んでいる観光特急。名古屋〜紀伊勝浦を結び、紀伊半島の東部の非電化区間を受け持つ特急として、1978年10月２日に新設されました。元々紀伊半島の特急としては くろしお が、走っていましたが、1978年10月の紀勢本線、新宮までの電化完成によりくろしおは振子電車381系化され、運転区間は天王子〜白浜、新宮間に短縮された事により、名古屋から紀伊半島を結ぶ特急として誕生しました。

写真は名古屋駅に停車中の80系南紀、車両はキハ82 73です。1978年頃、Toyoshima様が撮影された写真を掲載しています。　

　特急<南紀>８０系キハ82 73　名古屋駅にて　1978年頃Toyoshima撮影

　写真は尾鷲で撮影した80系南紀、1981年5月に撮影。車両はキハ82 72です。80系や81系のくろしおは電車化後は見る事ができませんでしたが、南紀は80系で長らく走り続けました。　　

　特急<南紀>８０系キハ82 72　尾鷲にて　1981年5月撮影

　写真は同じく、尾鷲で撮影した南紀。車両はキハ82 77です。隣の客車列車は天王寺〜名古屋を結ぶ夜行普通列車で、最後部はオハフ33 368です。

　南紀キハ82 77　尾鷲駅にて　1981年5月撮影

　下の写真は同は、イラスト入りヘッドマークの８０系南紀です。１９８９年８月１０日に、関西本線、朝〜富田間で、デジアナ様が撮影された貴重な写真を掲載しています。ヘッドマークのイラストは那智の滝をデザインしたものです。

南紀８０系　関西本線　朝〜富田間にて　1988年8月10日　デジアナ様撮影

　　南紀は、1992年3月14日に80系から新鋭の85系に変更され、８０系は引退しました。又近年は、"ワイドビュー"を名乗って元気で活躍しています。

※掲載されている画像の転用・転載はお断り致します。また著作権等の知的所有権は全て撮影者の方に帰属致します

　 ホームページへ 　 愛称別メニューへ