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国鉄特急 |
<本州>
踊り子〔ODORIKO〕EC特急 L特急 2007年9月4日新設
東京と湘南、伊豆半島を結ぶリゾート特急、運転区間は東京〜伊豆急行、下田間で、路線は東海道本線を下り、熱海で伊東線に入り、伊東からは私鉄の伊豆急行に乗り入れ、伊豆半島の天城山の麓を通り、伊豆急下田まで達します。又伊東から分割、併合し、伊豆箱根鉄駿豆線の終点、修善寺駅まで達しています。
この踊り子は1981年10月1日に、特急 あまぎ と急行伊豆を統合する特急として誕生し、愛称は公募で、川端康成の小説「伊豆の踊り子」に因んで、1位となった「踊り子」が、抜擢されました。特急の愛称としては、自然現象や運転区間の地名に関するものが多かった中で、当時としては斬新な命名でした。
写真は東京駅に停車する1831000系、踊り子、1982年5月にデジアナ様が撮影、この頃、特急 あまぎ を引き継ぐ列車は あまぎ と同様に1831000系が使用されていました。1985年3月改正では、全列車が185系化されたため、183系の踊り子は、見られなくなりました。
特急<踊り子>183系 東京駅にて 1982年5月3日デジアナ様撮影
写真は根府川駅を通過する185系0番台、踊り子です。JR化直後の1987年8月にデジアナ様が撮影された写真を掲載しています。1981年2月に登場した185系は国鉄の特急車両としては斬新なスタイルと塗装で、国鉄特急のイメージを一新した特急車両と言えます。
特急<踊り子>185系 根府川駅にて 1987年8月デジアナ様撮影
下に写真は、12系座席車の踊り子です。踊り子は、観光特急であるという性格上、多種の臨時列車が、運転されました。客車のヘッドマークも電車と同じ「伊豆の踊り子」をイメージしたイラスト入りヘッドマークが使われました。
特急<踊り子>12系 根府川にて 1987年8月デジアナ様撮影
下に写真は、EF651101が牽引する臨時列車の客車特急のサロンエクスプレス踊り子です。客車は、14系を改造した14系700番台欧風客車で、塗装も茶色をベースとしたもので、これまでの客車とは、大きく異なりました。JR化直後の1987年8月にデジアナ様が撮影された写真を掲載しています。
特急<サロンエクスプレス踊り子> 横浜にて 1987年8月デジアナ様撮影
踊り子は、伊豆急行2100系を使用したリゾート踊り子、251系を使用したスーパービュー踊り子と共に、今も伊豆半島のリゾート特急として健在です。
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