このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
国鉄特急 |
<本州>
谷川〔tanigawa〕 EC特急 新特急 2009年10月17日新設 2011年9月20日更新
上野と群馬県の水上間を走っていた特急。1982年11月15日の上越新幹線の開業により、在来線の特急 とき が廃止となり、比較的短距離の上野と上越線の水上間に、特急を新設することとなり、先に新造された185系を使用して、誕生したのが特急谷川です。谷川は、群馬県と新潟県の県境にそびえる谷川岳から命名されました。川端康成の名作『雪国』の「長いトンネルを抜けると雪国だった。」の物語の舞台になったトンネルで越える山が谷川岳連峰です。
新幹線が上野まで開業した1985年3月改正では、それまで、この間を走っていた急行も吸収し、5往復となりました。但しダイヤ的には急行と同じであり、車両も従来の特急車両とは設備面で少し劣る事もあり、新特急谷川を名乗りました。それまでの国鉄特急とは違うイメージで、利用し易さをアピールしました。
下の写真は貴重な新特急谷川の写真です。1985年1月北浦和にてCASA様が撮影された貴重な写真を掲載しています。車両は185系、新特急 白根 と併結運転で、写真の列車は谷川3号、白根3号です。
特急<谷川>185系 北浦和にて 1985年1月 CASA様撮影
下の写真は尾久駅を通過する新特急谷川の写真です。1991年9月2日にデジアナ様が撮影された写真を掲載しています。
特急<谷川>185系 尾久駅にて 1991年9月2日 デジアナ様撮影
その後、1997年10月の改正で、谷川の名称が、上越新幹線の列車名に抜擢され、在来線の谷川は、水上に名称変更され廃止となりました。又上越新幹線では、ひらがな表記となり東京〜高崎、越後湯沢間のたにがわとなりました。
下の写真は谷川を受け継いで、今も185系で走り続ける特急水上です。
特急<水上>185系 鶯谷〜日暮里間にて 2008年12月6日撮影
※掲載されている画像の転用・転載はお断り致します。また著作権等の知的所有権は全て撮影者の方に帰属致します。
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |