このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
国鉄特急 |
<本州>
つばさ 〔TSUBASA〕 DC特急 EC特急 (PC特急) L特急 2009年9月1日更新 2012年2月21日更新(写真追加) 2012年3月14日更新(写真追加)
上野と秋田を結んでいた特急、運転区間は上野〜秋田で、東北、奥羽本線経由で秋田まで達していました。関東〜東北の秋田を結ぶ伝統特急で1961年10月の改正でDC特急として誕生、当初は80系が使用されました。DC特急としてははつかりの電車化で余剰になった81系が一時使用された後,181系が使用されました。1975年11月25日には奥羽本線が電化されつばさは485系による電車特急となりました。つばさは1982年11月15日からは東北新幹線の開業により、東北新幹線接続特急としての役目も加わり、福島〜秋田間、山形〜秋田間が新設されました。又東北新幹線を利用しても短縮時間が少ないことから上野〜秋田間は存続しました。
写真はDC181系時代のつばさ2号です。1975年11月に、つばさの電車化直前にToyoshima様が撮影された貴重な写真を掲載しています。
又、この写真をクリックすると特急つばさ2号の発車シーンの車外放送を聞くことができます。 1975年11月特急つばさ2号上野駅発車、車外放送 (MP3,2MB)、これもToyoshima様の貴重な音源を掲載しています。
特急<つばさ>181系 上野駅にて 1975年11月 Toyoshima様撮影
そして、この写真はつばさ2号のキハ181のコックピットの写真です。ゴツゴツしたアナログの操作盤が年代を感じさせます。運転手さんの好意によりコックピットを撮影させてもらったそうです。
特急<つばさ>181系運転席 上野駅にて 1975年11月 Toyoshima様撮影
写真は、DC特急としては、最終日の181系つばさです。1975年11月24日、タケカップが撮影された貴重な写真を掲載しています。ヘッドマークは花飾りで飾られ、さよなら運転の看板も取り付けられていました。この日が最後で、首都圏からはDC特急が早くも姿を消すことから駅や沿線には多くのファンが詰め掛けました。又、東北のローカル特急あおばもこの日を最後に廃止になりました。大阪では、181系DC特急の はまかぜ が走り続けいたのとは対象的です。
特急<つばさ>181系 上野駅にて 1975年11月24日 タケカップ様撮影
写真は上野駅で出発を待つ485系1000番台つばさです。1976年頃に、Toyoshima様が撮影された写真を掲載しています。
特急<つばさ>485系 上野駅にて 1976年頃Toyoshima様撮影
写真は上野駅に到着するつばさ、1976年3月に撮影、車両は485系が使用されていました。この485系の文字マークのローマ字は“TUBASA”になっていました。
特急<つばさ>485系 上野駅にて 1976年3月25日撮影
写真は臨時客車特急列車のつばさです。1974年に、つうば様が撮影された貴重な写真を掲載しています。車両は14系、多客期の輸送量不足に対応するために、50番台の臨時列車として運転されました。EF651000番台が牽引。
特急<つばさ>14系 上野駅にて 1974年 つうば様撮影
写真は臨時客車列車のつばさに取り付けられた特急つばさの幻のHMです。これは田端区の職員がデザイン起こしから製作まで携わり、つばさ51号に実際に使用された貴重品です。取り付けられて走ったのは数回だけだそうで、最初に運転されたのは、昭和52年1月16日の「つばさ51号」
特急<つばさ>HM 大宮車両所にて 2012年2月12日 デジアナ様撮影
特急<つばさ>HM 大宮車両所にて 2012年2月12日 デジアナ様撮影
下の写真は貴重な気動車特急時代のつばさの写真です。1972年頃、Sakamaki様の撮影です。車両はキハ181系で、サービス改善のため、80系気動車より置き換えられた1970年2月から、電車特急化される1975年11月25日まで、キハ181系で運転されました。
特急<つばさ>キハ181系 1972年頃 Sakamaki様撮影
下の写真はイラスト入りヘッドマークのつばさです。車両は耐寒耐雪強化構造の485系1000番台が使われていました、デジアナ様が撮影された写真を掲載しています。又、1978年10月からは、自由席も連結されL特急に指定されました。
特急<つばさ>485系 デジアナ様撮影
その後、1992年7月には初の新幹線、在来線直通運転を行う山形新幹線が誕生し、特急つばさは廃止されました。しかし、この山形新幹線の愛称はつばさと命名され、つばさは新幹線として活躍を続けています。
※掲載されている画像の転用・転載はお断り致します。また著作権等の知的所有権は全て撮影者の方に帰属致します。
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |