このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

国鉄特急


<本州>

ゆうなぎ〔YUNAGI〕EC特急       2007年4月23日新設 2007年5月13日更新

  大阪と四国方面を結ぶ電車特急として短い間だけ活躍した幻の特急がゆうなぎです。運転区間は新大阪〜宇野間で、東海道本線、山陽本線、岡山で宇野線に入り、終着の宇野駅では宇高連絡船で、四国に連絡していました。1964年10月1日の東海道新幹線、東京〜新大阪開業で、それまで、東京〜宇野間に走っていた 富士 の後継として、新たに誕生したのがゆうなぎです。既に大阪〜宇野間には うずしお が走っていましたが、一駅の違いで、別と特急として登場しました。その後、1968年10月1日改正で、、四国連絡特急が3往復に、増発されるのを機に、うずしおに列車名が統一され、廃止されました。

 写真はこーちゃん様から送っていただいた貴重な画像を掲載しています。以下の写真は、こーちゃん様が廃止直前の1968年9月29日に大阪駅で撮影された、181系ゆうなぎです。

uzushio.jpg (42845 バイト)特急<ゆうなぎ> 181系 大阪駅にて 1968年9月29日 写真はこーちゃん様撮影

 

 特急ゆうなぎの名前は、海岸付近で、海風から陸風に切り替わる時の、夕方の無風状態『夕凪』に由来し、瀬戸内海沿岸を走り、四国に連絡する特急の名前としては、ぴったりであったと思います。そして、夕凪の様に、短い時間だけで消えてしまった幻の特急でした。

※掲載されている画像の転用・転載はお断り致します。また著作権等の知的所有権は全て撮影者の方に帰属致します。

 


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