このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

国鉄特急


<本州>

ゆぅトピア和倉〔YUUTOPIA WAKURA〕DC特急 2008年1月3日更新

 国鉄末期に登場した異色の特急。運転区間は大阪駅から能登半島の七尾線和倉温泉駅までを結ぶ観光特急(臨時)で、JR発足直前の1986年12月27日に登場。当時、七尾線は非電化であったため、気動車での運転となりましたが、以前では考えられない様な、専用の欧風気動車で運転されました。又、ゆぅトピア和倉は大阪〜金沢間は特急 雷鳥 に併結され、運転されるという珍しい形態をとりました。

 写真は特急 雷鳥 に併結され走るゆぅトピア和倉です。ムガンプ様撮影、車両はキハ65型を改造したキロ65型欧風気動車です。北陸本線内は485系に連結され、無動力でブレーキのみ協調で運転されました。

yuutopia.jpg (44091 バイト)特急<ゆぅトピア和倉> キロ65型 ムガンプ様撮影

 ゆぅトピア和倉は1993年9月1日に、七尾線が和倉温泉駅まで電化されると、電車での直通が可能となったため、スーパー雷鳥による大阪〜和倉温泉直通特急の登場と入れ替わりで、廃止されました。このゆぅトピア和倉のユニークな運転形態は、JR以降後も、他の列車で受け継がれ、ゆぅトピア和倉の功績は大きかったと思います。

 写真は七尾線内を単独で走行するゆぅトピア和倉です。1989年2月11日撮影、デジアナ様が撮影された貴重な写真を掲載しています。

19890211-wakura.jpg (53158 バイト)特急<ゆぅトピア和倉> 七尾線内の単独運転 1989年2月11日 デジアナ様撮影

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