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ローカル私鉄紹介
近畿日本鉄道 内部線、八王子線 更新 1997.7.21 PAGE 1
日本最大の私鉄、近鉄は多くの路線を保有していますが、その中に現在もナローゲージの路線を保有しています。
この路線は北勢線、内部線、八王子線の3線で、これらは観光以外で旅客営業を行っている最後の軽便鉄道です。
今は近代化され軽便鉄道らしさはほとんどありませんが、1980年頃は、軽便鉄道の雰囲気が残っていました。
このページでは1978年に訪れた時のものを紹介します。
内部線終点内部駅(モノクロ)
近鉄内部線は近鉄 名古屋線四日市から内部に至る5.7kmの路線、八王子線は内部線の途中、日永から分岐して、西日野に至る1.3kmの路線で、軌間762mmの軽便路線です。
近鉄名古屋線四日市駅は近代的な高架駅で内部線は高架下の目立たない地上ホームから出ていました。
内部線四日市駅 モニ226 (モノクロ)
四日市は三重県一の工業地帯ですが、内部線は郊外の田園住宅地帯を走っていました。
内部線を走る電車 モ241+サ151+モニ212
列車は一般車両を軽便仕様にしたような電車達が数両の編成を組んでのんびり走っていて、近鉄特急が走る本線とは別世界の様でした。
内部線追分駅 モニ225
写真のモニ225は近鉄北勢線より転属してきた電車です。輸送量の多い北勢線(西桑名〜阿下喜間 20.4km)ではこの頃、近代化が進められていて、余剰車両が内部、八王子線に転属してきていました。
北勢線では、新造車の投入が行われていましたが、内部、八王子線では新造車の投入はなく近鉄と合併前の三重交通時代の車両達が働いていました。
しかしながら、北勢線からの転属車により車種統一が行われ余剰車は廃止されていきました。
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