このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

広島県の駅舎         作者: おぱく堂  様

各駅停車の旅
  神杉駅 (かみすぎ) 芸備線

1922(大正11)年6月7日 塩町駅として開業。昭和9年、神杉駅と改称。
 芸備線の駅ですが、福塩線列車も乗り入れます。駅舎は残ってますが、現在は無人駅のようです。

芸備線 神杉駅 2008年6月18日撮影

 
 ★★★神杉駅物語★★★

  神杉駅は・・・最初は塩町駅と呼ばれていた。
  
芸備鉄道が、三次から備後落合まで庄原線を建設中で
  1922(大正11)年6月7日塩町駅まで部分開業した。
  塩町という駅名は、隣村の田幸村の地名だった。
  当時塩町は、田幸・和田・神杉三村の中心地で、
  各村とも駅設置の誘致活動を繰り広げた末、
  神杉村に駅を設置し「塩町」とすることになった。
  翌年、庄原線は全線開通したが田幸村に駅は設置されなかった。
  村をあげての誘致活動は、昭和5年4月にやっとかなえられ、
  請願駅「田幸」が誕生した。庄原線は、昭和8年6月政府が買収、
  8月には福塩北線の田幸−吉舎間が開通し田幸駅は分岐駅として
  駅員も配置された。当時、福塩線は塩町から分岐する計画で
  用地も確保してあったが、川に橋をかける必要があり、
  経済的な理由から田幸駅で分岐となった。
  翌昭和9年1月、田幸駅は地名にあわせて「塩町駅」と改め、
  塩町駅は地名をとって「神杉駅」になった。


  
  
神杉駅名標 2008年6月18日撮影 

   Mankichi Station 戻る        路線検索芸備線

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください