海岸線を走る
串本駅−紀伊勝浦駅 走行距離26.7km '05.09.17
串本駅に舞い戻ってきた。列車の時間まで15分くらい有るので ホームでおもいおもいに写真撮影したりする。 名所案内はやはり海に関する施設や観光地に関する物だ。 やっぱあの海は見なきゃソンだよな〜。
あと、ホームはカーブ形状だったり、次発列車案内は電光LEDではなく、 懐かしいぺらぺら式だったりと、駅構内自体も結構楽しめた。 昼下がりでホームに人がいないってのも撮影するには良かった。
13:20発のくろしお9号到着。今度は喫煙車に乗ることに。
テーブルに隠れた灰皿は、今となってはなかなかお目にかかれない代物だ。 若い頃は良く見たけど、今のこの世の中だと絶滅危惧物ですね。
発車してすぐに名物橋杭岩登場。慌ててカメラ構えたから、 ちゃんと写っているか心配だったが、多分おkでしょう。 串本でタクシー乗ったときに運ちゃんが「橋杭岩もおすすめだよ」 って仰ってたが、なるほど奇妙且つ味がある形状だな。
この橋杭岩、上手い具合に撮れたのだが、 実際には一列800mほどもあるというからビックリだ。 もう少し時間が許したなら生で見たかった逸品だ。 JR西さんよ、紀勢線の増発してくれてたら・・・未練たらたら。
車内でタバコぷかぷかふかしながら、 列車は海沿いを駆けてゆく。通路から前の車両を見てると、 カクンと傾いて走ってるのが分かる。自然振り子式だから、 カーブが来るたびにカクンカクンと車体を傾ける。 バイクで言えば、S字コーナーを左・右とハングオンしながら 切り返すような感じ(?)と思ってください、多分。
古座川を渡って再び海岸線に出ると今度は 千畳敷の集団が海岸線を埋め尽くしている。 白い砂浜もいいけど、こういうワイルドチックな剥き出し岩も 見る方にとっては珍しいので面白い。 あぁ、橋杭岩とか鬼の洗濯岩とか 太平洋側のリアス海岸は奇妙に削れた岩肌が面白いぞ。
紀伊田原でオーシャンアローと交換した。 この制御式振り子式の283系特急電車の顔立ちは いるかをイメージしたと言うが、正直好きくないかも。 どちらかと言えばこんな感じ→(・〜・)
でも車両自体には乗ってみたかったので、 何度も時刻表開いてオーシャンアローに乗る術をひねり出したけど、 叶いませんでした。観光地の黒字の本線とはいえ、 特急何本も増発したらダイヤが狂うだろうしな。