このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

(ワイドビュー)

紀伊勝浦−伊賀上野 走行距離229.7km '05.09.18

 06:00前に目が覚めた。日差しが入ってきたのでカーテン開けたら 雲の隙間から朝日が昇り始めた頃だった。 ベランダで一服しながら写真撮っていると相方も起き出してきた。 相手が可愛い女性ならロマンチックなんだろが、と相方も思っているはず。 しっかし、窓から見える海と太陽っていいな。

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 半分寝ぼけ眼でシャワー浴びて着替え、 今日は乗車時間長いから、しっかり朝食も摂ってと。 やっぱ朝は和食・ご飯に限るぞ日本人。しっかし朝食の出汁巻き卵って美味い。

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 08:00頃、シャワー浴びたり歯磨き等、出掛ける支度をすませて宿を出る。 部屋から出ると紀伊天満駅のホームが見えた。 そか、ホテルの裏手は駅だったのか。

 今日明日は晴れ模様と言うことだったので、 昨日買ったビニール傘はもう要らない。なので、宿で引き取って貰うことにした。 誰かに使って貰えばそでれおkだし。フロントでタクシー呼んで貰って出発。

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 08:42の列車まで時間があるので、 観光案内所でチラシ貰ったりプラプラする。 改札抜けて一番ホームに降り立つと、名古屋行きの (ワイドビュー)南紀4号が待っていた。 特急南紀のイメージはキハ82でしかなかったが、 今待っているのは先頭部を展望調にしたキハ85なる スマートな車両だった。

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 さて、指定は5号車。5両編成だから最後尾だろうと思って、 相方とてくてくホームを歩いていると様子がおかしい。 最後尾は1号車だった。と言うことは、5号車が先頭だったのか。

 切符発注した際、特急くろしおではC・D席が海側との情報を得ていたので、 C・D席で指定していたが、南紀の場合は特にこだわりはなかった。 5号車3番C・D席を探すと良い意味での裏切り、 海岸ワイドビューの方向だった。

 定刻発車の車内は意外とガラガラで、 運転席すぐ後ろも空いていたから、其処に座って眼前の景色を眺めていた。 検札が入り元の席に戻ったが、車掌曰く、 「しばらく空きだから座っていていいよ」とのこと。 せっかくのチャンスだからと、図々しくも展望することにした。

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 まぁガキの頃列車に乗ると運転席の後ろや側で 前方を眺めることはしてきたが、 座ったままで眺められるとは、良い時代になったもんだ。

 昨日同様、トンネルを抜けると海の光景が続くが、 昨日と違うのは、晴れ渡った海岸線が眺められることか。

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 特に、三輪崎過ぎての砂浜に沿った直線区間は絶景だった。 架線柱も山側へと設置されており、気が利くというか海沿いに建てて波に洗われるのを避けるのは当然というか。

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 新宮駅から結構乗車してきたのだが、 注目の1番A-Dのアリーナ席にはまだ客は来ないので、 またC席に座っていたら、空いているA・B席に子連れの親子が やってきた。男の子はじーっと運転席を見ている。 邪魔しちゃ悪いのでこちらは元の席に戻る。 相方はせっせと携帯のアプリゲームやっている。 そいえば、紀伊勝浦の売店で携帯充電器買ってたっけ。

 新宮過ぎたら三重県になるんだな。 三重県って近畿なのか東海なのかよくわからんのだが、 熊野市駅までは一直線の区間が多いが、熊野市過ぎると 今度は山の中から入り江の風景。

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 橋を渡り野を越えて、なにやら工場の煙突が チラチラし出して列車は尾鷲に近づいた。 尾鷲と言えば、台風通りで降水量も多い地域の印象が強い。 ここでアリーナ席が埋まってしまった。 後々調べたら、煙突は発電施設の物だったとか。

 紀伊長島を過ぎると、今まで海路線だった 紀勢線も緑豊かな峠越えへと姿を変える。 この辺りの降水量は半端じゃないらしいし。

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にしても、非電化単線だと架線柱等の障害物が無くて車内から線路を眺めるにはもってこいである。

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