このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

日田彦山線

新飯塚駅−夜明駅 走行距離52.0km '06.07.27

 バスで駅まで行って、人生初の18きっぷに日付印を貰う。 さっさと改札抜けてホームに降り立つと、人がまばら。 島式ホームの人間はほとんど博多方面の列車待ちで、 後藤寺方面はまばらだった。 学生は夏休みだし、通勤ラッシュも終わって、のんびりムードだ。 一服してると後藤寺線の列車が単行で入線してきた。 折り返しで田川後藤寺行きとなる、行ったり来たりの車両だ。

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 ダッシュで1番線に向かう乗り換え組と、 のんびり2番線を眺める乗り換え組は好対照で、 そのどちらでもない私はヌルッと乗車する。 この気動車、一両の割にボックスシートにトイレ付きで、 なかなか良い構成である。乗客は5人ぐらいか、 各人が4人ボックス独占状態で座っている。

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 08:53に新飯塚を出て、下鴨生で列車交換。 漆生線の面影ももう無い。廃止間際に記念切符買ったときは駅舎もあったっけ? 筑前庄内過ぎてトンネル抜けると石灰の街船尾だ。 が、セメント閉鎖の影響か、あんまり活気もない。 築堤をガタゴトしてるうちに、田川後藤寺駅に09:16着。

 田川後藤寺で跨線橋越えて、接続2分の日田行きへの乗り換え。 入線してる列車は部分切り離して前二両が日田行きとなる。 キハ147、いつも見慣れている車両だ。 そいえば、後藤寺線って0番線で出てた記憶があったけど、今はもう無いのかね〜。

 後付のクーラーと扇風機で結構涼しい車内は、やっぱり閑散としていた。 朝飯食べなかったので腹が鳴る。パンか何か買っておけば 良かったと思ったりした。

 ここから先へ行くのは20年ぶりくらい。 添田線が廃止になる際に、添田まで記念切符買いに行ったっけ。 であるから、路線風景もあんまり覚えていない。 現在の添田駅は、閑散とした線路の中にホームがあった。 昔来たときは結構長い跨線橋を渡って、 木造駅舎に添田線のホームが在った気がするが、 添田線廃止後に撤去されたのだろう。

 この添田から先が乗りつぶしの区間である。 が、彦山川と割と通る県道沿いなのであまり目新しくもない。 でも、初乗車区間には変わりがない。

 田園風景が過ぎて勾配がきつくなり 機関交換の147系が走る。長いホームと赤屋根が目立つ 霊峰・英彦山登山の起点でもある彦山駅に到着。 山あいにある駅としてはかなり大きな駅舎も、 今は車で登山道入り口までいけるから、鉄道利用も少ないのか。

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 彦山を過ぎ、釈迦が岳トンネルを抜けると下りの行程で、 列車も惰性になる。 到着の筑前岩屋駅は立派な木造駅舎であったが、切符回収箱は錆びていた。 ここから更にノロノロ惰性で大行司駅。 ここでで列車交換して加速運転してゆく。 大分道の高架を抜ければ夜明駅はまもなく。

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