このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

関西本線

柘植−加茂 走行距離41.0km

 約一年ぶりの三重県柘植駅。と言っても前回は通り過ぎただけであったが、 今回は乗り換えでホームに降り立った。降りると外国人の観光客の一行がいらっしゃる。 カップル同士の4人組(?)か。向かいにDD51に引かれた回送が入線した。 なんか珍しいので、列車待ちの人も写真撮ってる。外人さんはVTRで撮ってるし。

 跨線橋を越えて加茂行きを待つ。トイレに行って戻ってくると外人さん達も こちら側へ移ってきていた。多分伊賀上野へ城でも見にゆくのだろう。 しかし、暑い。

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 13:12に加茂行きの120系気動車が一両で来た。 車内はロングシート、去年乗ったヤツだ。真向かいに陣取った外人さんは お菓子食べたりビデオ回したりと自由奔放だ。終いにはPSPでゲームもなさってるし。

 山裾を国道の伊賀街道と併走しながら進み、伊賀上野駅。 去年ココで降りて城見に行ったっけと思いつつ、 ここから未乗区間になる。外人さんは気持ちよく寝入っている。

 峠を縫って走る気動車には車掌らしき人も乗っているのだが、一向に検札する気配はない。 だが、無人駅で下車するときは切符を回収している。笠置の山を越えると今度は京都府か。 笠置山、実はウチの地元にもあって校歌にも謡われていたりする。

 岩肌を縫う木津川のほとりの笠置駅。ずっと渓谷の合間を流れていた木津川も開けて、 河川敷では泳いだりバーベキューしたりの夏の風景、あ〜、涼しそうだ!ビール飲みたい! 14:04、加茂駅着。

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加茂−奈良 走行距離13.0km

 加茂駅で乗り換え。関西本線はJR難波−加茂・加茂−亀山・亀山−名古屋で 運転系統が分かれていて、筑豊線のような運用であるからややこしい。 以前までは直通列車もあり、しかも急行クラスも走っていたという。

 14:16分の大阪行きの電車、大和路快速に乗り換えて さあ後は奈良までゆったりと思ってると、木津駅に停車して動かなくなった。 アレと思ってると、隣のホームにみやこ路快速が入線してきた。 どうも、大和路よりもみやこ路の方が先発しそうな予感だったので、 慌てて乗り換える。しかし、どうなっているんだ???

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 乗り換えてあっという間に奈良駅に着く。 ここから跨線橋で真逆の端のホームまで向かう。 乗り換え時間は2分なのだが、横一杯に広がって階段を登る いい年した親子連れがこの時ばかりはもどかしい。 登り切るまで我慢して、急いで桜井線ホームに向かうと発車直前であった。 慌ただしくて疑問を抱えて奈良県に突入したもんだ。

 ところで、先ほどの14:16の列車の珍件。 帰宅後に関西本線快速の時刻表を調べなおして分かった。
 加茂14:16−奈良14:39を
 加茂14:16−奈良14:33と見間違えて持参メモに記載していたのだ。
完全な見間違えだった。

 もし14:16の大和路快速に乗ったままで、木津駅で乗り換え無く奈良まで行っていたなら、 奈良発14:35の桜井線には絶対に乗れなかったこと。 逆に、偶然にもみやこ路快速のお陰でどうにか間に合ったこと。 やっぱ軽量化のためのプラン表写しは厳しいか。 でも、時刻表持っていくのも嵩張るし。

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奈良−王寺 走行距離15.4km

 慌ただしく乗り換えて今度は桜井線だ。 14:35に奈良駅を出発するこのロングシート電車は割と閑散としていた。 適当な場所に座ると、正面のお爺さんがラジオのスイッチを 入れたり消したりしている。恐らく高校野球の中継でも聞きたいのだろうが。

 各駅停車で停まるたびに高校生が増えてきて賑やかになる。 が、数駅で降りてゆく通学帰宅風景。日焼けしてる子が多いから部活の帰りだろうか。

 奈良盆地の南東部を走る路線で、 天理や桜井・天香具山に畝傍山と言った歴史の深い街並みや風景も下げられたブラインドで見えないし、 心地よい揺れで段々と眠くもなってきた。15:23、高田駅到着して桜井線も完乗。

 高田駅に15:23に到着して次は王寺まで和歌山線で向かう。 予定は15:46だったが、一本繰り上げて15:28に乗って王寺駅で 余裕を持たす事にした。15:43に王寺駅着。

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 一時間あまりのロングシートから解放されたが、 次の和歌山線は全区間ロングシートであり、トイレも無いらしい。 初期案だと、王寺−和歌山まで2時間余りを乗りっぱなしだったが、 変更案で王寺−五条と五条−和歌山と運転が分かれる列車にした。 昔は急行も走っていたらしいけど。

 と言うわけで、まずはトイレに行ってスッキリとする。 ホームに降りて日陰で休息。やっぱ関西本線側のホームと 和歌山線のホームとでは賑わいが違うのは致し方ないか。 だが、この閑散が私には有り難い。

 この駅に入るときから思ったのが、結構留置線が多くあるなーってこと。 クリーム塗色の105系や緑に塗色された117系の、元新快速も停まっていたし。 他に、回送で103系も来たり。

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 ただ、私の生活圏内で直流電車が在ったのは 筑肥線くらいしか無く、交流や交直流か気動車が主だったので、 元新快速とか山手線の国電くらいの表現方法しか無いんだよね。 しかも、その知識は小学生当時のまんまで、 通勤電車よりも特急系・ブルートレインの方が好きだったし。

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