このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

支線巡り

和歌山−日根野 走行距離26.4km '06.08.21

 10:00過ぎに和歌山駅着。 予定よりも一本早い快速に乗れるかなと淡い期待があったのだが、 既に発車していた。なので予定通り10:37の快速まで待つことに。 駅改札の横に土産物屋が併設されており、そこで梅酒とお菓子を買い発送して貰うことにする。 去年紀伊勝浦に行った際に買えなかった本場紀州の梅酒だ。

 改札抜けてホームへ向かう。既に快速待ちの人が列を作って いる。座れそうな場所を探して先頭車両の乗り場で待つと、 紀州路快速、阪和・環状線経由の京橋行きが来た。 先頭車両でも結構な乗車率だったが、うまく座ることが出来た。

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 紀ノ川を鉄橋で越えて大阪との県境和泉山脈をトンネルで抜ける。 去年大阪から来て、トンネル抜けて紀ノ川に出たときは、 ちょっとした嬉しさがあったけど、今回はそうでもない。 見上げると同じようなルートを高速道路が走っている。

 ともかく、トンネル抜けの峠越えだが、 去年乗った特急スーパーくろしおよりも快適な乗り心地だった。 設計が古い381型よりも新快速の方がやっぱ車両が新しいからだろうか。 11:01に日根野駅に着く。

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日根野−関西空港 走行距離11.1km

 日根野駅で乗り換えなのだが、今乗ってきた車両は 関西空港からやって来た列車と併結するようである。 その光景をホーム端の喫煙区域から一服しながら眺めていた。 さて今度は関空行き11:09に乗り関西空港線の乗りつぶしだ。

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 言わずとしれた日本初のハブ空港である関西国際空港は 大阪湾に浮かぶ海上空港である。因みに国内初の海上空港は大村湾に浮かぶ長崎空港だとか。

 関空快速が駅構内(?)の留置線から右の高架部へ 駈け上がると阪和道からの支線の高速が沿い、今度は南海の路線と合流しりんくうタウン駅へ。 関空線を相互で共用しているとはしらんかったです。 変な驚きをしつつも、関西空港駅に11:19に到着。

 一旦ホームに降りて眺めると、空港ロビーへの長いエスカレーターが見える。 空港直結は、新千歳空港駅に次いで二度目の経験。が、私はそのまま折り返しの客人となる。 このへんがギチギチの旅程の辛いトコで余裕があるなら一寸だけでも徘徊するんだが。 と言っても、飛行機にはあんま興味ないからなぁ。 向こうのホームには南海の特急車両が停まっている。

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関西空港−鳳 走行距離30.9km

 乗ってきた列車が今度は11:30発のJR難波行きで折り返す。 中程の車両から先頭車両へと席を移す。 一番前の席はボックスの優先席なので、その後ろ、3番目の席へ。 運転席後ろの展望窓で佇む勇気はないのだ。

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 鉄筋コンクリートの柱を突き進むと海の上を駆け抜ける。 右側から振り返ると、空港のターミナルが見えるので、 写真撮ろうと構えるも、トラスの柱が邪魔をする。 高速道が寄り添って、路線の大きな左カーブの眼下には国鉄色の381系が佇んでいた。

 日根野を過ぎ住宅街が増えてくる。 ふと思った。去年この路線を乗った際は特急だったので 感じなかったが、この路線なんつうか一直線に敷設されてるんだと。

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 単純に関空からの景色が座って見えると言うことで選んだ席だったが、 それよりも阪和線の起伏に富んだ直線の方が面白い。 しかも快速なので隆起部を駆け下りる光景も、走行中頻繁に特急と快速にすれ違いをし、 各駅停車を追い越してゆく駅通過も楽しい。

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 地図で見る限りだと、単なる平野部でしか無いのだが、 実際は起伏も多い土地であると気付かされる。 だからなんだということはないけど、なんだかんだでこの30分は結構充実したものになった。 12:00、鳳駅着。

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