桜島へ
新今宮−西九条−桜島 走行距離10.5km '06.08.21
今度は環状線。15:43に乗るつもりだったが、 何か列車の遅れがあった模様で列車案内がどうも変だ。が、 やって来た列車に乗ってぐるっと高架の環状線外回り。 ドア側に立ってボーっと眺めてるとせつなくってきた。
あっという間に西九条着。慌てて桜島線に乗り換えると、 遅れ待ちのお陰でなのか、何故か予定より一本早い列車に乗れてしまった。 103系オレンジの車内は結構な満車だが、線区が短いので苦にはならない。 どうせほっとんどがUSJの客なので。
案の定、ユニバーサルシティで車内はガラガラになる。 こちらは最後尾の車両から最前列まで歩きながら、 ユニバ−桜島間を味わう。都会の中の終着地、桜島に16:07着。
桜島−京橋 走行距離11.9km
乗ってきた列車が折り返しで京橋行きとなる。 これが結果的に予定調和となったようで、 こちらの思惑通り乗り換え無しで環状線を完乗出来る。
慌ただしくなければ向かいの天保山で日本一低い山にでも 足を伸ばすのも面白いけれど、相変わらずの貧乏性のすし詰めスケジュール なので、がらんとした島式ホームで数分の待ち時間を過ごす。
呆けてラッピング車両をまじまじと眺めるが、 画的には面白いけれど好きかと問われると好きじゃない。 それでも写真に収めてるからやっぱ貧乏性なのだろう。
逆に、線路が止まった景色は好きだ。頭空っぽにしてボーっと眺めてるだけで充分だ。 理屈じゃなく、そう思うからそう思うのだ。
京橋−兵庫 走行距離39.7km
16:16の折り返しで京橋駅まで直通運転なので、 始発から座ったままで終点まで行ける。 ガラガラの長い編成で走り出すが、USJの駅で一気にラッシュとなる。
西九条で環状線と合流し大阪駅で人波が入れ替わる。 お土産を抱えた日常と普段着の日常との交差、そこに違和感がない大阪なる街は好きだ。
天満・桜ノ宮と過ぎ二時間ぶりの京橋駅に16:44着。 ぐるっと大阪環状線も無事に完乗となった。 ここから東西線へと乗り換え尼崎へ向かうのだが、正直、地下を走る鉄道は退屈。
16:53発の無機質ロングシートの隙間に着座すると睡魔が襲ってきた。 うつらうつらしつつ十数分で尼崎に着。 どんな形であれ、全区間乗車したから完乗なのだが、やっぱ地下+ロングシートだと、 乗せられているという苦痛でしかない。 やっぱ外が見えてなんぼの情緒が欲しいじゃないですか。
さて、今日の予定はこれで終了で、あとは元町駅前のホテルにチェックインだけ。 取り敢えず、尼崎で途中下車して駅ビル直通の家電店や本屋をひやかす。
20分ほどぼさーっと過ごすが、ふと店頭の時刻表立ち読みして予定変更。 日差しと時間が勿体ないので、明日朝乗る予定の和田岬支線に向かうことにする。 どうせ気ままな一人なので、決めたらさっさと接続の兵庫駅へと向かう。