このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

丸亀城

雨上がりの

 7時過ぎに起きる。外を見ると昨夜からの雨がまだ降っており、 天気予報見てると午前中で上がるというが、まだ空は重い。

 とりあえずシャワーを浴びてカバンの荷物を減らすべくお菓子ツマミながらTVを見る。 傘がないので、雨がやむのを根気よく待つしかない。幸いチェックアウトは10:00までだし。

 案外に早く天気は回復してくれたので、9:00過ぎにホテルを出て、昨晩通った商店街を抜ける。 今日はメーデーか。

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石垣の美

 雨上がりにつき足下注意とまではいかなくても、 濡れた石畳なので靴底は滑り易い。 でも、雨上がりのおかげで緑がより映えて見えるのは嬉しい。

 坂の途中で蝸牛を見つけて写してみたが、ピントボケになったので 非公表とする。

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 どうにか二の丸跡まで行き着くと視界も開けて 良い眺めになる。特に讃岐富士と呼ばれる飯野山は 綺麗なカタチをしている。

 その飯野山から目線を城下に移すと、なんとなしに 区画された町割りの様に見えた。

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 あれこれしながらやっと本丸に到達。 普通に登るだけなら10分も掛からないだろうが、 初登城なので仕方なし。

 だんだんと雲が晴れてゆき、望めるは瀬戸大橋と瀬戸内海。 海が近くて山も近い。おまけに眺めも良いときたもんだ。 これこそ贅沢っちゅうやつですか。

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 さていよいよ天守に参ります。建物自体の造りとしては 小さい部類でしょうが、それが却って虚勢もなくて美しい。

 入場料払う際に受付のおっちゃんが、雑誌取材のインタビュー記事を見せてながら、 「ここは他の城みたいな展示資料はないけど、城自体が良いからじっくり見てって」と。

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 確かに関連展示は少ないけれど、そんなんの数ではなくて城そのものが 面白いから充分である。

 出際に「どうやった?」と聞かれたので「何もないのが良いですね」と返したら おっちゃんが「そんなこと言った客は初めて」と笑っておられた。 そして、「備中の松山城もなかなか味のある城だった」と仰ってた。 そこも機会があるなら寄ってみたい城なのだ。

 帰りは石垣を味わいながら別コースで下る。 高さといい裾のカタチといい、日本人の造形美って何なんだろ。

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