岡山城
岡山電気軌道
12:00頃に岡山駅に到着した。こちらはどんより曇り空である。 昼食するか迷ったが、雨が落ちる前に岡山城の撮影に向かうことにした。
駅前から路面電車に乗って城へと向かう。 東山線に乗って城下停留所まで乗っても100円は有り難い。
どうでもいいが、レールがクロスしているポイント見てると なんか妙な感激になります。地に埋められた美術品みたいな。
岡山城
電車に揺られること数分で城下の停留所で下車して、 そこから地下道を通っててくてく旭川の土手を歩く途中で 不意に携帯が鳴った。
あぁまた職場からかと思ってると何のことはない、 発注していた車の部品が届いたとのこと。 普段は電話なんて掛かってこないのに、なぜか旅先だと多いんだよな。
さて、まずは石垣をぐるっと眺めます。石の積み方がばらばらなのは 宇喜多時代の技法だとか。先の丸亀城の石垣はきちっと測ったような石組みで、 こちらは無加工で積んでるので石積みと言ったトコか。こういう部分でも個性が出てますな。
一通り土台巡りも終えて本丸で天守を拝むことに。 といっても今回は中に入りません。なにせもう三度目の烏城ですので。
しかし烏城とは言い得て妙な愛称で。見た目そのままの黒造りですが 良い艶してるんですよな。でもお姿は正面から見てるとずんぐりしてるが、 角度変えてみると格好が宜しいようで。
天守閣をぐるっと舐めるように見渡したら今度は月見橋を渡って 旭川を挟んだ対岸からの眺めに入る。 橋から撮ってる時に小雨が落ちてきた。
庭園後楽園も此度はスルーして、園沿いの周回路を歩いてみることにする。 これがなかなか距離があって、蓬莱橋のたもとから更に鶴見橋を渡り石山公園まで戻ってきた。 もう足がガクガクとなる。
そこから更に岡山駅までも歩く。ここまで来たらもうバスや電車には 乗らねーやと妙な執念が芽生える。足下の桃太郎さんのように歩くか。
脇を車両が通過していくが、レトロ調な車両や低床式の電車まで なかなかの品揃えです。