道後温泉
湯築城跡
城を後にして大街道停留所から伊予鉄の路面電車に乗って道後温泉へと向かうことに。 今回は入浴と言うよりも、建物外観の撮影だけを楽しむつもりで。
道路中央部の電停で電車を待つ。そこはちょうどアーケード街の出入り口で 横断歩道は行き交う人波が多い。 乗車しガコガコ軌道部を進む単両電車は、左直角−右直角と進み道後公園電停へ。
終点道後温泉まで乗るつもりだったが、湯築城跡に惹かれて慌てて下車してみた。
河野氏によって戦国よりも以前に築かれたこの城は現在公園として整備され、 また、武家屋敷等の一部を復元して屋内で出土品の展示公開している。
土塁は草で覆われており、内堀はその土塁で隠されるようになっていて見えなかった。 そりゃそうだ、堀が見えるようだと簡単に攻略されちゃうからね。
公園内を散策してると正装してるカメラマンが写真撮影をしていた。 結婚式か何かだろうな。 その時「ピィ〜」っと汽笛が聞こえたので、慌てて公園を抜けたが機関車は見えなかった。
道後温泉
公園を抜けて信号待ちをしていると、左手に和風建築の旅館がある。 屋号を見てもしやと思い周りを見回すとあっ、昔泊まった旅館を見つけた! そっか、公園の横に車停めた覚えがあったが、それがこの場所だったとは。
あの時は出航がずれて、到着時間もずれ込んでしかもガイド本の小さい地図で この地を雨の夕暮れの中ぐるぐる巡ってやっと辿り着いたんだっけか。 女将さんも大変でしたな〜と言って食事の用意してくれたっけ。
そのかつて泊まった旅館ビルは現在閉鎖され、先ほどの新しい旅館になっていた。
さて、もう解説不要の道後温泉本館です。威風堂々どっしりとした木造瓦屋根の建物だ。 やっぱ地域のシンボルというか、写真撮影する人は多いです。
ところで、ちょっと気になったのが本館前って遊歩道だったっけ? と思い、これ書いてる時に昔の写真引っ張り出したら違ってた。 前は車線があったが今は整備されて車の通行は出来ないようになっているのね。
しかし、背景に映り混むビル群はいかんな〜。
幾つか写真を撮って商店街を抜け駅前に出てきた。丁度13:00前で 広場の前は人だかりだ。何事かと思い待ってると、どうやらからくり時計が動き出すとのこと。
一段二段三段と時計がせり上がっては仕掛けの人形が顔を出して楽しませてくれる。 時計の脇では法被をまとったガイドがマイク片手に解説をしている。