このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

今治城

JR松山駅

 大手町駅から歩いて数分でJR松山駅。この駅は市街地から離れていて、 松山の中心駅と言えば伊予鉄の(松山)市駅がメインとなり、 駅舎自体も駅ビルの市駅とは比較にならないが、駅構えはこちらのJRの駅が好き。

 まずは売店にてサンドイッチとおにぎりを購入する。やっと飯を食うことが出来る。 あとは弁当ぶら下げホームで待つ。14:16発の岡山行きしおかぜ22号で今治まで向かうのだ。

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 入線したのはアンパンマン列車として走る2000系特急形気動車で、 番号が2107なのでカレーパンマン号と思われる。ここから三両増結して岡山に向かう。 喫煙自由席の海側に座って飯にする。

 ところで、私は喫煙するけど列車に乗るときは大抵禁煙車を選んでいた。 他人の煙が嫌だしやっぱたばこ臭くなるから。ただ、“子供連れが乗ってこない、あるいは少ない”・ “喫煙車に比べて座れる”という利点もあるのでこちらの席にした。

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 さて、久々の気動車特急はなかなかの快速ランナーである。 堀江を過ぎてからは海沿いを国道196号と並んで走る。 瀬戸内の海は徐々に曇ってきた。

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 煙突やクレーンが並ぶ工場帯を過ぎ、チラッと波方フェリー乗り場の看板を目にしてると 小高い山頂に城らしき建物が見えたが、何だと思うとしまなみ海道の橋桁が見えてきた。まもなく今治だ。

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今治城

 14:53に今治着。ここから今治城へと向かうのだが、バス停を覗いても 城への行き先がよく分からない。なので歩いてみることにする。 地図で凡そ1km強ぐらいだったので、どーにかなるでしょ。

 国道196号沿いに、郵便局や国際ホテルを通り過ぎ頃合いを見て進路を変えて歩く。 城の屋根でも見えれば目印にもなるが、それもないのでカンで行く。

 次第にふくらはぎが張ってる感じがして、足取りが重くなってくる。 案内板も無いし少々苛立って来たころ、堀が見えた。やったと思いきや、 門の真裏の堀だったのでぐるっと1/4周も戻るハメに。

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 歩くこと20数分後にようやく入場門へと到着。まず掘から城を眺める。 復元とはいえ、なんかスマートで美しい天守だ。 が、整いすぎていて妙な違和感も覚えてしまう。 それよりもキチッと計算尽くされた内堀や犬走の方が渋い。

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 門をくぐって山里櫓を見ながら進むと生活感漂う家だか管理所が。 これはちょっと興醒め。で本丸に入ると社があるのにはびっくりした。

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 展望室からは来島海峡に掛かる橋が見え、角度を変えるとポコッとそびえる市役所や瀬戸内の島々も。 天気が下り坂だったので曇ってたのは残念でしたが。

 城内に目を移すと櫓や二の丸の一部は復元工事をやっている。

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 下城してから城をバックに藤堂高虎像を撮っていて妙な違和感が。 なんで電柱が有るんだよ。。。

 どんよりとした天気と歩き疲れもあって、いまいちスッキリしない城見学になった。 鉄門跡からバス停が見えたので向かってると一瞬先にバスが行ってしまった。 なので、戻りも駅まで歩くことにした。

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