このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

備後落合駅

島式ホーム

 13:50にこの列車が2番ホームに入ると3番線には既に新見からの列車が待っていた。 芸備線はこのホームで上下線が分かれている。 一般客よりも大判時刻表を携えた18きっぱーさんとお見受けする方々もいる。 まぁ私もそうなのだが。

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 昨年の夏に、18きっぷで赤穂線日生駅で離合待ちしているときに出会い、 二言三言お話した方が、「(備後)落合が良かった」と仰ってから、 気になっていたこの備後落合駅。

 旅立つ前はウダウダしていたのだが、比婆山過ぎたあたりから 身体のリズムが良くなった気がしてテンションも上向きになる。 全く現金な性格である。

芸備線のキハ120びんごおちあいえき

 ぽつんと山の間、標高452mに建つ鄙びた無人の備後落合駅。 地元の方には悪いけど却ってそれが良い味を醸し出している。 かつては優等列車が走り、分岐としての要衝駅としても賑わっていたと聞くが、 今はそのような面影も無いに等しくなっている。

 乗り換え時間が20分ほど在るのでトイレ休憩にする。 駅舎には駅ノートがあったり、脇の駐車場では何かの工事関係者の方々が一服している。 とかく、せかせかしていない時の流れである。

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一番ホーム

 こちらは木次線用のホームとなっている。駅名標にくっつくスキー場の案内板。 1246mの比婆山、1268.9mの道後山、1195.5mの猫山とスキー場を持つ山はあるけれど、 ここで下車して如何様にしてスキー場まで行くのだろうか。

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 くだらない事を思ってると13:55、クリーム色の車両が入ってきた。 これが折り返し14:10の木次線出雲横田行きになる。

 それぞれの路線色を纏ったキハ120型の三者そろい踏みも僅かに、 まず乗ってきた列車が三次行きとして13:58に発ち、続いて13:59には新見行きも発車。 島式側のホームには誰もいなくなった。

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