このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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伊勢 お木曳き

2007.6.3

20年に一度の伊勢神宮のご遷宮。お木曳きは遷宮の7年前に2年次に渡って執り行われます。
今年は第二次お木曳きの年です。
見学のつもりが、せっかくだからと一日神領民のお木曳き参加に申し込みました。

受付で、もらった木札には、伊勢神宮の神と○ひとつが焼印されている。長い綱を曳くに、同じ印の旗を目印に集まる。
私たちの団を先導してくれるのは、宮町の衆です。
「太一」 と書かれた神宮のお木曳き車を2本の綱で曳きながら、外宮まで約1キロを歩きます。

木遣り唄で、進行の音頭をとるのは、宮町の若い女性たち。2本の綱の間を歩きながら、曳き手をあおります。

腰に手をあて、前方を見据え、采を振り上げ、のびやかな声で、唄いあげる姿に、惚れ惚れします。

出発はもうすぐ。お木曳きの車は、遥か後方です。唄い手の女性たちが威勢よく、綱を曳く人たちをあおってくれます。生で聞く、木遣り唄は素晴らしい。
外宮に着くと、他の団の人が手際よく、綱を巻いていきます。やがて、お木曳き車も到着です。今日は4000人の参加らしい。すごい熱気です。 県外からの団体も多い。班毎に、外宮の参拝をして、解散です。

約2時間のお木曳き参加でした。心配していた雨にも降られず、無事お木曳きの奉納ができました。

1台のお木曳き車を引っ張る綱に1000人以上いるのでしょうか?私たちは先頭の班でしたので、全く後ろの様子がわかりません。

しかし、大勢の人にも、かかわらず、スムーズに進行していくので、綿密な計画をしてもらってあるのだろうな・と感心しました。

通りや、神宮のおもてなし広場には、たくさんのボランティアの方が心配りされていて、心地良い、奉納の体験をさせていただきました。

それにしても、女性木遣り・・粋でした。7月の内宮への川曳きもぜひ、見たいものです。

今回はkoikeと友人の3人旅でした。

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