このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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餘部鉄橋

2009.3.14〜15

明治42年に開通したこの鉄橋が、100年近く経ち、様々な要因で、架替えが決まり、来年には壊される予定です。

一目見たく、念願の餘部鉄橋へ行きます。

山科駅間のパーキングに車を止め、京都12時24分発、特急タンゴディスカバリーで福知山乗換えで城崎温泉〜餘部へ向かいます。

早速、アクシデントです。踏み切りの故障で、山陰本線が約30分以上の遅れのため、接続の特急に乗れず、普通電車で、

餘部まで乗車です〜。気が遠くなりますが進むしかありません。

福知山〜豊岡〜餘部へと乗り換えながら、各駅停車でのんびり

山陰本線の旅を楽しみます。

16時59分、餘部駅に到着です。

小雨がみぞれに変わり、寒さに震えながら、餘部駅に降りました。

餘部駅は橋のたもとにあり、町並みと日本海を見下ろします。

新しい橋脚も建設中です。

  
  

下からの眺めは明日ゆっくりと時間をとることにして、17時35分発の列車で香住に戻ります。

今日の宿泊は、観光協会にTELして予約してもらった、駅前の民宿です。

香住港で水揚げされた、松葉かにが、テーブルに並びました。

身が ぷりぷりしていて、大満足です。

宿泊客は、私たち以外の人が見当たりません。少々寂しいですが、2階の部屋は、2間自由に使って下さいとの事で、のびのびと過ごせました。

翌日は、かにマークのかすみタクシーで、餘部鉄橋を下から眺めます。

防波堤から餘部鉄橋を見ます。

1時間に1本の列車がやってきました。

昨夜降った雪で山はうっすら雪景色です。

冬の日本海の波が容赦なく防波堤にぶつかります。

長さ310.59m、高さ41.45m、総工費331,535円。

11基の橋脚、23連の鉄桁を持つトレッスル橋。

 

橋の下にある公園から眺めます。

タクシーの運転手さんの、地元の人ならではの案内で、短時間で餘部鉄橋をいろんな角度で見れました。

これから、香住の観光地を案内してもらいます。

岡見公園からは日本海が見渡せます。

NHKの朝ドラ、ふたりっこ の舞台となった所です。

朝市センターでは、ずっしりと重い新鮮な松葉かにが、

お値打ちに売られています。

 

約2時間の、餘部〜香住観光でした。

香住9時46分発〜城崎温泉

城崎温泉10時32分発、特急きのさきで、帰路につきます。

 

 

急な出発でしたが、

民宿が見つかりましたので、一泊して、ゆっくり餘部鉄橋を見学する事ができました。

潮風のさえぎる所のないこの厳しい地に100年前に架けられた餘部鉄橋を目の前にして

その迫力に圧倒されました。

明治時代、鉄材はアメリカ〜門司〜餘部と船で運ばれ、当時の最高の技術で建設された

日本一高い鉄橋です。ありがとう餘部鉄橋。

 

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