このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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奈良信貴山・法隆寺

2010.2.7

朝起きると 窓の外は薄っすらと雪化粧しています。津は、この冬初めての積雪です。

今日は 奈良県の信貴山 朝護孫子寺に参拝します。西名阪を通ると上野あたりは、数センチ雪が積もっています。

自宅より約1時間40分で信貴山に到着しました。

今年は 寅年ですので、寅に縁のある信貴山は、12年に1度の行事も盛大に行なわれているそうです。

信貴山のシンボル・大寅のお出迎えです。

山の上にある本堂に到着するまで、何匹もの寅で出会います。

 

護摩木を焚いて息災祈願をしてもらいました。

 

 

夕暮れには、まだ少し時間もあるので、世界遺産・法隆寺に寄ります。

法隆寺周辺は とても静寂な空気が漂っています。

飛鳥時代に建立された世界最古の木造建築として、有名な法隆寺は、1993年日本で一番最初にユネスコの世界遺産に登録されました。

607年 飛鳥時代 聖徳太子と推古天皇により建立された法隆寺。

松並木の参道を抜けた所のパーキングに止め、

まずは、南大門を入ります。

目の前には、中門、五重の塔です。

中門の左右には日本最古の金剛力士像が勇ましい姿で立っていま

す。

 

 

国宝・五重の塔

国宝・金堂

内部は再現された壁画が描かれていました。

堂々とした造りの金堂を見上げると飛鳥時代の特徴ある組物が

はっきりわかります。

  
回廊は 金堂・五重の塔をぐるりと囲こみ、中門・講堂と

つながっています

百済観音像や玉虫厨子はこの建物内で見学できます。

国宝級の宝物をゆっくりと観覧することができました。

土塀の続く道を夢殿まで歩きます。

六角円堂の夢殿は聖徳太子を供養するための殿堂です。

25年前に、家族で来たことのある法隆寺ですが、漠然とした記憶しかなく、

今日は、世界に誇れる日本建築を、ゆっくりと見学しました。

約1400年もの前に建てられた 建築物を真近かにして 歴史の重さと当時のすぐれた建築技術に圧倒されます。

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